›May 28, 2004

桧山よ突っ走れ

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ここ数日寝ても覚めても、というのは言い過ぎにしても桧山のことばかり考えている。そして、桧山は必要悪である、という結論に至った。桧山は暗黒時代の打線の中核を担った選手であり、いわゆる生え抜きであり、昔からチャンスに弱く、いわば優勝以前のタイガースを象徴する選手といえる。タイガースは、「ダメトラ」となじられながらも、いつかはやってくれるという前向きな精神のもとに、愛されてきた球団である。翻って、いまのタイガースの選手を見てみると、 (‘ε ’) さんは別にして、赤星、藤本、矢野のように昔のタイガースにはいなかった「シュッとした」選手が多く、またそつのない攻守をみせる。応援のスタイルも変わった。桧山にも、桧山ダンスがある。しかし、暗黒時代から桧山をみてきたファンは戸惑っているに違いない。昔からのファンは桧山をやじることによって、かつてのタイガースをそこに投影し、文句を言いながらもいつかはやってくれると信じているのではないか。良くも悪くも、伝統あるタイガースのアイデンティティとして桧山は必要なのである。桧山同様、悪しき伝統を受け継いできた現監督がそう考えているに違いない。そうとでも考えないと、得点圏打率.132の選手を5番に置き続ける理由が思い当たらない。
今日は3打席とも得点圏に走者を置いて打席が回ってきたが、見事に凡退。4打席目にはついに代打(神様)が送られてしまった。打順の降格も検討されているらしい。けど、今日こそ、必ずや、きっと、いいかげんそろそろ、ぼちぼち、たぶん、やってくれる、かも。

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