-北の里山の会・有明の森ニュースレター-

Vol.4-6
2004,04,30


 冬の間、ごぶさたしていました。有明の森での活動をさぼっていたわけではなく、単にニュースレター作成人の私の怠慢です。

 もうすっかり春ですね。函館ではサクラの開花が伝えられていますし、札幌ももう2〜3日で開花するのでしょうか。

 冬の間の活動、まとめて報告します。(順に遡ります)


■4月の例会報告(04/04/25)■

●プロローグ●
 3月末に予定していた例会は、みなさん忙しいだろうし、あまり集まれないだろうということで、4月11日に変則的に3月の例会をしましたが、この日はほんとの4月の例会です。
●天ぷら●
 今回は特に何をするということもなく、ひたすら「ヤマベの天ぷら」で集まってもらいました。ほんとうは山菜を採って…、ということだったのですが、あいにく当日はさらっと雪が積もり、それどころではなくなってしまい、結局は山菜は石山さんがもらってきてくれたギョウジャニンニクのみ。

でも、熱々のヤマベの天ぷらと、春をもってきてくれるようなギョウジャニンニクの香り。う〜ん、最高!!でも、そのあと私は北ネットの総会に行ったのですが、臭うのではないかと、結構気になりましたが…。

 じつは、誰一人作業など見向きもしなかった中で一人黙々とササを刈っていたのは五十嵐さん。いつも集まる場所の周りがだんだんきれいになっていきます。


■3月の例会報告(04/04/11)■

●プロローグ●
 
  里山の春は、いまだに雪が残っています。でもこの時期、木の根元は丸く雪が解けていて…。
 おやおや、これは珍しい。エゾリスの親子かな?陽気に浮かれてご挨拶。

 今日は新人の袰田さんが一番に来ていました。ん?いってみると見知らぬ人影。聞けば、孫田さんとメールでやり取りしたとのこと。良かった、吊り枝探しじゃなくて。

 器材運搬を手伝ってもらおうと道路に戻ると孫田さん。火をおこそうと準備していると、ノソリとした熊っぽい影が・・・五十嵐さんでした。失礼。ややしばらくして、藤井ペア。こちらはベアではありません。今日はこれくらいかと思っていたら後で本物の熊さんこと(きっとアラスカ熊)石山さんが来るとのこと。

 じゃ大体メンバーがそろったので買出しに行きましょう。今日は誰もこないと思っていたので、なーにも準備してこなかった。久しぶりにジンギスカンにしましょう。お目当てのジンギスカン、牛だの、鳥だの騒がれて、きてみてびっくり!キロ当たり300円も値上がりしていました。先のスーパーで安売りの三袋800円にすればよかったかと思ったが後のまつり。その苦い思いと、しかし大枚1300円を投じた買い物袋を引き下げて戻ってみると、石山さんがもくもくとテーブル作りのために唐松の皮を剥いでいました。

 五十嵐さんの焚き火もすっかり芸術作品になりますね。買ってきた炭を焚き火で程よい加減に起こします。これは本末転倒だというので今後は薪ストーブを検討します。(五十嵐さんがカタログもってきました)

 石山さんはチェンソーで丸太を板に加工します。まー今年中にはできるかな?いいんです、森づくりは行き長く。そろそろ焼き始めようかというとき、久しぶりに我がいとしの翼さん(小野)がやってきました。道工大に転学したそうです。

 ということで、お昼は8名。私、所要のためお昼で帰りました。後は皆様よろしく。

文責は富永さんでした.


■2月の例会報告(04/02/22)■

●プロローグ●
 雪も少し降っているし、そういえば誰からも連絡がなかったなぁ…。
●クリームシチュー●
 実は2月の例会は、たった3人。束原総料理長が腕によりをかけてつくってきてくれたクリームシチューは、たっぷりと3人のお腹の中へ。

 市内南部はやっぱり大雪でしたね。


■1月の例会報告(04/01/25)■

●プロローグ●
 お正月はやっぱりお雑煮、ということで集合。何か最近作業の話はほとんどなく、食べ物ばかりになってきましたねぇ…。
●初チェーンソー●
 手入れ不足はやっぱり不調の原因。最初に分解してゴミを取り除きます。

 今回は斎藤さんが初チェーンソー。モーターは扱ったことがあるそうですが、エンジンは初めて。石山さん の指導で。

●お雑煮●
 ということで、お待ちかねお雑煮です。餅は○○で、だしは…、といろいろ束原さんに聞いていたのですが、もう3ヶ月も経つとすっかり忘れてしまいました。ごめんなさい。以下は、富永さんの報告です。

-------------富永さんの1月の報告--------------
 1月の有明の森は雪が積もって、アプローチから大変です。霊園管理棟の脇まで除雪されていましが、ここに車をとめて、入り口まで150メートルほど歩きます。登山靴の私はズブズブぬかりながら、たどり着きました。この日は新参加の斉藤さんが器材運びを手伝ってくれましたし、涌島さんちのユウちゃんがスコップを持ってくれました。孫田さん、石山さん、涌島さんはしっかりカンジキをはいています。五十嵐さんはウォーキングシューズに脚絆、これもよさそう。斉藤さん、束原さん、森さんとユウちゃんのお友達(まおちゃん)は長靴だったっけ?(ここまでの登場人物がこの日の参加者です。)
 いつもの広場に到着すると、焚き火のための除雪から始まります。炊きつけも雪の下ですから、なかなか燃え上がりません。束原さんはもくもくと雑煮の準備。それを皆で手伝いながら、チェンソーを動かすのは11:00をかなり回った頃でした。
 エンジンチェンソーは初めてという斉藤さんに、私が基本的な取り扱いを説明したのですが、起動時には足で固定することを石山さんから指導されました。さて、エンジンはかかったのですが、チェンが回りません。石山先生、寒さでチェンが凍てついたのかと分解してみます。分解は初めてのことでしたが、中の様子よくわかりますし、掃除もしやすいですね。解りました。なんと安全装置がかかっていたんですね。石山先生もうっかり。なーんだといってもそれが私たちの実力なのだと納得。おまけにチェンを装着するとき逆方向に取り付けたのでやり直し。伐採作業にかかったのは11:30を過ぎていたと思います。
 ここまでの復習。
チェーンソー起動時は足で固定する。
チェーンが回らないときは安全装置を確認する。
チェーンの取替えは簡単だし、清掃も楽だが、取り付け方向に注意すること。
 いよいよ伐採です。雪が深いので、根元まで除雪しなければなりません。そんなわけでこの日の伐採は2本にとどめました。

 お待ちかねのお昼でございます。久々に束原総料理長自らの準備、味付けでございますからね。雑煮。この一見シンプルに思える日本伝統料理を見事にグルメにしてくれるんですね。私など残ったスープがもったいないので、もって帰りたいくらいでしたが、頑張って飲んでしまいました。もう一品シシャモがあってこれも美味いのですが雑煮の前にはね。シシャモには悪いことをしたと思います。

 さて、午前中に切った切り株が結構突出していましたので、私、アートに挑戦。例の椅子を作って見ました。初めてにしてはまずまず(石山さん)ということで、これでかみさんの機嫌も取れるのではないかと・・・これに、いずし用の笹の葉も採取したし・・・(ごめんなさい家庭の揉め事ではありません)

 最後に記念撮影をして(最近は定番になりました)帰路に向かいました。帰りは幾分踏み固まった道を・・・お疲れ様。

 


■道民とともに考える森づくりの集い報告(04/01/18)■

●プロローグ●
 今回はみなさんに私の事務所まで来ていただいて、イラストレーターでポスター作成をしました。庄山さん・貝瀬さんはイラストレーターの達人、束原さんは、その日は料理長ではなくデザイナーに変身。私は石山さんと二人で、後ろから「ああでもない」「こうでもない」。そしてプリントアウトは、石山印刷工房ならぬ某財団にお願いしてできあがりました。
●さて本番●
 当日は、パネル展示。ポスター3枚とPCを用意しました。PCではこのHPを見ることができるようにデータをダウンロードして持っていきました。

 あまり手作り感がなかったせいか、お客さんの入りは今ひとつ。まぁ。こんなもんですか。

 この会場で、北の里山の会に入って活動してみたいと、反応があった人はゼロ。ほかの知り合いの団体との交流だけですかねぇ、このイベントで得られたのは。ちょっと客層が違うような気もするし…。


□連載ネタ募集中


■これからの活動予定■

05月15日: 北の里山の会2004年度総会
05月23日: 有明の森5月例会

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発行人 孫田 敏@ARCS    
E-mail kitanosatoyama@am.wakwak.com
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