-北の里山の会・有明の森ニュースレター-

Vol.5-1
2004,12,28


 前回のニュースレターの発行が4月30日でしたから、2004年度の活動についてはまるで報告していないことになります。みなさま、ごぶさたしていました。そして、ごめんなさい。
 今回は2004年5月の総会のことに始まって、12月の活動までまとめて報告します。なお、今年の夏は、私自身参加していなかった活動日も多いので、けっこう「かいつまんで」ということにします。
 12月の活動をトップに、次第に遡ることにしますので、だんだん内容が薄くなっていきます。思い出すのが辛くなってきましたね、半年以上も放っておくと…。

■12月の例会報告(04/12/26)■

●プロローグ●
 今回はお正月前ということで、さて何にしようかということになりました。「何に?」、当然お昼のメニューです。「お雑煮」や「キムチ鍋」という案もでました、「いや、まだまだお雑煮は…」という声に押され決定したのが、石山さん提案の「きりたんぽ鍋」。MLからのこの一声で、これに決定。さらには新会員の工藤さんから自己紹介がてら次のような提案。これにて「きりたんぽ鍋+ばあちゃん秘伝のおにぎり」とあいなりました。

-------------工藤さんのご挨拶とおにぎりの提案-----------

 今年の8月までは音更町の会社に約2年半居りましたが、そのうちの半分くらいは出張で札幌に出てきていました。かねてより、おいしいものが大好きだったのですが、炊いただけのご飯よりもおむすびが食べたいときがある!ということに気がついたこと。そして、自分の調子がいいときは、心なしかおいしいご飯がつくれる気がする。それって。おむすびは素手でつくるから、手のひらから何かが伝わるのではなかろうか??などと思い始め、数日間おむすびを作っていたのですが・・・。
 そんな折、道新で「青森にとってもおいしいおむすびをつくるおばあちゃんがいる」という記事を読みました。前職も中退することだし、「そうだ!おばあちゃんにおむすびを教わって、その後に今までお世話になった人を訪ねて、おいしいおむすびを作り歩く旅をしよう!」と決め、お米とお水があればいつでもおむすびが出来るようにと、秀岳荘へ行き、キャンプ用のガスとコッヘルを買い、約1ヶ月の旅に出ました。結局、往路はおばあちゃんに連絡が取れず、お世話になった皆さんには修行前のものを食べてもらい(2週目の旅を誓いました)、復路で教わってきました。とってもすてきなおばあちゃんで、おむすびもおむすびじゃないものもとってもおいしくて、ほっぺがうれしくて上がって、おいしくて下がってと、忙しい青森でした。
 まだまだ修行が足らないところですが、いつかみなさんにもこの感動を!!といったところです。そして、住所不定、無職の旅を終え、地元の稚内をうろうろしていたところ、白熊のようなご主人に拾われ、現在に至ります。(もう少しで、アルカイダに拉致されたというでまを流されるところでした)つい数日前から一人暮らしを始めましたが、どこになにがあるかなどいまいち把握できず、あずましくないこのごろです。というわけで、どうぞよろしくおねがいいたします!束原さん、札幌に来てからすっかりご主人に肥育されています。きりたんぽの具、おまかせください!

----------------------------------------------------

 ということで、12月の報告です。

●まず、ちょっとは動きましょ●
 今年の12月は思いの外雪が深く、スノーシューを履いた私と石山さんはともかく、みなさんフィールドまで汗だくだったようです。中には、例年こんなに積もっていないので、長靴を忘れてきたという不心得者というか悲惨な人もいましたね。

 私は、うっふっふっふな気分で、バージンスノーを楽しんじゃいました。

 さて、いつものたまり場に着くとさっそく焚き火やら、台所の準備。写真には女性陣ばかり写っていましたね。雪掻きも藤井明子さん。あれっ、基彰さんは?

 今回は鍋につられてみんな出てきたとはいいながら、来月からの準備もしなくっちゃ。ということで間伐木の選定をしました。これはもうだめだ、と思う木に印を付けていきます。全層間伐の選木をするほど目利きはできないので、とりあえず下層間伐の考え方で印を付けていきます。なんてことをみんなにいった訳じゃないので、みなさんそれぞれの考えで印を付けたんでしょうね、きっと。
 約80本、印を付けました。これが今年の冬のノルマになるかな?
 みんな間伐木の選定に行っている間、シェフチームは準備に余念がありません。
 ダッチオーブンで炊いたご飯もできあがり、さっそく「おにぎり娘」の出番です。
 「きりたんぽ鍋」は、総料理長・束原さん。秘伝の出汁が何だったか聞き漏らしましたが、見ただけでよだれが出てきそうでした。
 きりたんぽも、もうちょっと焦げ目があると雰囲気がでるよねって、焚き火でちょっと焼いてみました。熱くて、手で持っているわけにもいかないので、さてどうしよう。
 さすが石山さん、チェーンソーでさっそく細工をしてくれました。
   できあがるまでって、ちょっと手持ちぶさた。お箸を持って行儀よく待っていましょうね。
 なんてなことやっているうちに、できあがり。藤井さんが持ってきてくれたノンアルコールのシャンパンで乾杯。一日遅れのクリスマス。
 これ、これ、これです。きりたんぽ鍋。
 どんぶりに盛りつけるにしても、やっぱり性格がでるようで、今回の盛りつけ当番・渡辺さんは建築屋さんらしく、きっちりと平等に分配できるようにずいぶん気を遣っていました。私なら、けっこう「えいっやー」だったろうなぁ…。
 みんなで、いただきま〜す。う〜!この出汁のきき具合は何ともいえない。私の語彙では表現できませ〜ん。
 あ〜、おいしかった。至福の時でした。
 実働10分か15分。まっ、いいか。来月の準備もできたことだし…。

■11月の例会報告(04/11/28)■

 今日はせいぜい4名かな?だけど足りないと悲惨だから多めにスープを積み込んで、現地に着いたのは10時過ぎ。木々はその衣をすっかり脱いで、林床の潅木や草もすっかりなりを潜めています。入り口から、少し入ると広場まで見通せそうです。

 広場に着くと もう、五十嵐さんが焚き火を起こしてくれてました。今日は2人かもね。

 器材(チェンソー オイル)を運びながら、やはり忘れ物が多いことに気が付きます。野張に筆記用具は最低・・・記録を残す前提で。

 携帯や財布は日常的に当然ですが、これすらも忘れやすい今日この頃です。今日は間伐のつもりでチェンソーを用意したが、ガソリンが切れていました。まー二人でゆっくり作戦を立てながらと思っていると、やがて、森さん、小野さん、竹元さんに束原さんとそろいました。

 焚き火からコンロに火を移し、スープカレーを温めます。病み上がりの総料理長に焚き火と鍋を見てもらって、それじゃというので、台風で倒れた入り口付近の唐松を整理することにしました。

 竹元さんは、笹竹でなにやら細工をはじめていました。聞けばオンコの幼木の囲いだそうで、まあ女の子らしいといえば・・・来春からはどっかの環境レンジャーなんですけどね。

お昼前には手鋸で三本を整理しました。森さんいわく「この辺りあずましくなった。」と。それを私「この辺り一帯すばらしく変わったとおおげさに言ったものだから、冷やかしになってしまいました。

 お昼は豪華スープカレーに恒例の記念撮影。多めに作ってハッピーなひと時でしたね。最近の環境緑化運動やNPO、大学の動きなど、とりとめのない話を交えながら、1:00過ぎには現場を後にしました。

 夏に集めた入り口付近のごみは、本日、豊平清掃事務所に連絡して回収してもらうことになりました。なるほど、高本さんがおっしゃったように、役所内部より、市民活動グループに対してのほうが丁寧な対応です。

 以上簡単な報告ですが、参加者の皆さんからも犯行声明をアップしてくださいません?

---------------富永さんからの報告でした---------------


 全部やってしまうとファイルが重くなるし、それに思い出すのにも時間がかかっているので10月以前の報告はでき次第順次アップということにします。遅れているのにさらに遅れてごめんなさいね。


10月の報告 旭山森のフェスティバル ==>
9月の報告 準備中
8月の報告 準備中
7月の報告 準備中
6月の報告 準備中
5月の報告 準備中
総会報告 2004年5月15日に、2004年度の総会を開催しました。 準備中

□連載ネタ募集中


■これからの活動予定■

01月23日: 有明の森1月例会
02月27日: 道民森づくりネットワークの集い

======================================================================

∞∞ ∞∞ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
発行人 孫田 敏@ARCS    
E-mail kitanosatoyama@am.wakwak.com
∞∞ ∞∞ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

有明の森ニュースレターVol.4-6
有明の森ニュースレターVol.5-1-2
有明の森/TOP