旬の八千代市(小さな社)

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はじめに 1月:飯綱神社入り口 2月:村上の子安神社 3月:米本の大師様(梅)
4月:城橋付近の札所 5月:萱田の大師堂  6月:萱田緑化公園の天満宮 7月:庚塚(296号沿)の道祖神
7月:米本の大師様(紫陽花) 8月:高津東の弁財天 9月:基地内の小さな社 10月:阿蘇郵便局脇の御稲荷
10月:宮内の小さな社と石仏群 11月:菊香る宮内の道祖神 12月:萱田下の道祖神 取材を終えて

取材を終えて
 「道端の石造物」や「小さな社」のテーマで八千代市内を散策したが、こんなに沢山の「碑」や「社」があるとは驚いた。神社・お寺や墓地などには多くの信仰に関する碑や社があるので極力避けて道端にある名の知れないものを探したが以外と生活圏内だけで1年が過ぎた。行動範囲を広げればもっともっと遭遇するに違いない。
 「旬」に絡ませることが出来ず紹介していない「社」もいくつかあった。また「氏神」など不法侵入になるため取材できない箇所もあった。
 今後も時間を見つけて色々と散策をしてみたい。(12月15日)
12月:萱田下の道祖神
 萱田下公民館敷地内に時平神社がある。八千代市内には時平神社はいたる所にあるが、ここの萱田下時平神社は大きい方であろう。その敷地一角道路側に銀杏の木があり、鉄制に見える鳥居がある。銀杏も含めて紅葉の風景であった。木製やコンクリート製の鳥居は良くみるが、鉄製に見える鳥居はあまり見ない。
 社の中には三体の道祖神が祭られていた。これで道祖神は三度目の紹介となる。八千代市内は以外と道祖神が多いのかも知れない。「小さな社」での散策ではほんの一地域しか回らない内に1年が過ぎた。道路標識に八千代方面の標識が多いのは、やはり八千代地域は昔から交通の要所なのだろう。だから道祖神も多いのではなかろうか。
 銀杏の紅葉は写せ無かったがその後ろの木々の紅葉で許してもらおう。(取材 12月3日)
11月:菊香る宮内の道祖神
 先月の宮内通りの七百余所神社側、村上橋寄りに菊の花が咲いていた。車では見逃しそうなホンの少しの菊の花だが、そこにコンクリート制の立派な鳥居があり、「道祖神」とある。
 7月の「庚塚の道祖神」では「八千代では道祖神をあまり目にしない」と記載したが、これで二箇所である。探せば以外と八千代にも道祖神が有るのかもしれない。 道祖神の概略については7月を参考にしてほしい。
 もう一つ気になったのは、道祖神は地図に記載されていないことだ。寺院・神社などは地図上に記載されるが道祖神は記載されない。日本には八百万の神々が信仰されていると言われるが、この殆どが官に統治されない民間信仰の神々で道祖神・お地蔵さんなどがこれに当る。地図上に記載される寺院・神社は統治されているものに限られているという訳だ。(取材 11月18日)
10月:宮内の小さな社と石仏群
 市役所通りから八千代・龍ヶ崎線につながる宮内通りの七百余所神社の杜の道路反対側に左写真の風景があった。以外と見落としてしまう。
 雑草とは思えない花が2・3種類咲いている。花壇とは思えないほど自然に近い。実はこちらは裏で表側から見ると中央の写真となる。雑草はびっしりと生えている。その手前には十数体の石仏群があった。りっぱに加工された石仏だが乱雑に置かれた石仏はあたかも忘れ去られた仏像に見える。(取材10月10日)
月1回の取材予定です。

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