情報処理基本用語(ま〜も)
        目次
  マークアップ言語
[markup language]
文書のテキスト属性(文字サイズ、字体など)、体裁(余白、タイトル、目次など)、他の文書やデータの動的な挿入(ハイパーテキスト、修正箇所の版管理などを論理的に定義できる言語。
マークアップ言語の代表は、HTML、SGML、XMLがある。
  マージ
[merge]
ソートされた2本以上の列を合わせて、1本のソートされた列にすること。併合とも言う。 
  マイクロコンピュータ
[microcomputer]
マイクロプロセッサをCPUとして構成した小型のコンピュータシステム。マイコンと省略する。 
  マイクロプログラム
[microprogram]
マイクロ命令で書いたプログラム。CPUの6 
  マイクロプロセッサユニット
[microprocessor]
中央処理装置の機能をLSIのシリコンチップ上に集約した単位で、汎用マイクロプロセッサ、専用マイクロプロセッサにわかれる。
  マイクロ命令
[micro instruction]
マイクロプログラムを構成する命令で、回路を制御する部分と順序を制御する部分からなる。 
  マクロアセンブラ
[macro assembler]
プログラム上でよく使う一連の処理を、まとめてひとつの命令として定義し、ほかの命令と同様に使えるような機能を追加したアセンブラ。 
  マクロ機能
[macro capability]
アプリケーション操作のコマンドを記憶しておき、ひとつのコマンドで実行する機能。 
  マクロ言語
[macro language]
マクロ機能の強化、アプリケーション記述との統一化を図ったマクロ命令の記述用言語。 
  マクロ命令
[macro instruction]
ソースプログラムを簡単に書くために、複数の命令で構成する処理を1命令で書き換えた命令。 
  マザーボード
[mother board]
コンピュータ内部の主記憶を搭載したボード。拡張や機構強化を考えて後から追加するチップやインタフェースボードに対比する語。 
  マスク
[mask]
数字を表現する文字コードから数値を取り出すために、上位4ビットを除去する必要がある場合、ビット列から不必要な部分を削除するためのビットパターンをマスクという。 
  マスクROM
[masked ROM]
読出し専用ICメモリの一種。ICメモリを製造する過程で、記憶すべき情報を回路上に露光マスクを用いてあらかじめ組み込んだもの。 
  マスタファイル
[master file]
比較的長時間にわたって保存し、しばしば参照するファイルで、更新しながら継続的に使用するファイル。 
  待ち時間
[latency]
ある動作の要求があった瞬間からその動作を開始するまでの瞬間。 
  マルチウィンドウ
[multiwindow]
複数のウィンドウをディスプレイの画面上に重なり合うように表示する環境。 
  マルチスレッド
[multithread]
マルチタスクシステムで、プロセスの切り換えに要する負荷を軽減するために、プロセスをさらに細分化したスレッドを生成し、同一プロセス内でスレッドを切り換えることでマルチタスクを実現する方式。 
  マルチタスク
[multitask]
CPU時間を分割し、複数のタスクに割り当てるOSの機能。並行して複数のジョブが生成したタスクにCPUを割り当てることで、マルチプログラミングを実現する。 
  マルチプラットフォーム
[multi platform]
複数の動作環境上で実行可能なシステムの性質のこと。マルチプラットフォームシステムでは、各動作環境とインタフェースを合わせた中間のソフトウェアをそれぞれ用意し、そのソフトウェアを動作環境に合わせて差し替えることによって、複数の動作環境で動作可能としている。 
  マルチプレクサチャネル
[multiplexer channel : MXC]
比較的低速なカードリーダやラインプリンタなどの複数の装置に接続する入出力チャネル。多重チャネルともいう。 
  マルチプログラミング
[multiprogramming]
1台のコンピュータで同時に複数のプログラムを実行させる処理方式のこと。多重プログラミングともいう。 
  マルチプロセッサシステム
[multiprocessor system]
コンピュータの演算能力を拡大するために、複数の主記憶装置を複数のCPUで共通に使い、全体としてひとつの大きな計算機システムとして用いるシステム構成。 
  丸め
[rounding]
高精度の数値表現から、低精度の数値表現を得る方法のひとつ。すなわち、数値の下位の桁を調節して意図的に余分な桁を切り落とすこと。 
  丸め誤差
[rounding error]
数値演算で有効桁数の考慮を誤り、整数演算と実数演算の混用、または単精度、倍精度などの混用、外部表現と内部表現の差異が原因で生ずる誤差。