情報処理基本用語(ま〜も)
        目次
  命令
[instruction]
コンピュータに演算やその他の処理動作を知らせるコードで、プログラムの基本的な単位。実行すると制御装置や主記憶装置の状態が変化する。 
  命令サイクル
[instruction cycle]
逐次制御方式の計算機で
・プログラムカウンタが指定した番地の命令を主記憶装置から取り出して命令レジスタに入れる(フェッチサイクル)
・命令コード部を命令デコーダで解釈する(実行サイクル)
・命令のアドレス部を演算し、実行アドレスにデータを出す(実行サイクル)
までの計算機の動作段階をさす。 
  命令デコーダ
[instruction decoder]
命令レジスタの命令コードを解読して、操作指示の信号を送り出す装置。 
  メンテナンスフリー
[maintenance free]
保守不要のこと、あるいは保守契約のないシステム。コンピュータシステムの維持には保守は必要である。 
  メインフレーム
[mainframe]
用途を特定しない汎用コンピュータ。大型から小型のものまで規模は色々あるが、通常は運用保守の常駐要員を必要とする規模のクラスをさす。 
  メインプログラム
[main program]
プログラムの中心になる部分。主プログラムともいう。 
  メールアドレス
[mail address]
電子メールのメール宛先指定形式のこと。電子メールプロトコルごとに指定形式が異なる。 
  メディア変換
[medium conversion]
データの内容を変えずに異なる形式にすること。 
  メモリ
[memory]
コンピュータのデータを記憶させ、CPUが直接に値を参照する記憶装置。一般には主記憶装置をさす。 
  メンバ
[member]
・区分編成ファイルを構成する互いに独立したデータ群。
・データベースでは、異なるレコード間のつながりの構造を表すためにひとつの親レコードと複数の子レコードをセットと呼んで定義する。