情報処理基本用語(ら〜ろ)
        目次
  ローカルディスク
[local disk unit]
・ネットワークを経由して接続するディスク装置に対して、利用者のコンピュータシステムに直接に接続しているハードディスクをさす。
・大規模LANに接続するディスク装置に対して、利用部門の小規模LANに接続しているハードディスクをさす。 
  ローダ
[loader]
・周辺装置や補助記憶装置からプログラムをコンピュータの主記憶領域に読み込ませるルーチン。
・指定したオブジェクトモジュールおよびロードモジュールを作り上げ、そのプログラムを実行させるサービスプログラム。 
  ロード
[load]
・主記憶領域のデータをアキュムレータやレジスタに転送すること。
・プログラムやデータ等を補助記憶装置から取り出して、内部記憶装置に格納すること。 
  ロードモジュール
[load module]
実行のために主記憶装置内へロードし得る計算機プログラムの単位。連係編集プログラムの出力がロードモジュールである。 
  ロールイン・ロールアウト
[roll-in・roll-out]
階層構造をもつ記憶装置で、実行可能なプログラムやデータを補助記憶装置上に格納しておき、必要に応じて上位の記憶装置に呼び出し、不要になったら、再び下位の記憶装置上に戻すという機能を持っている。 
  ロールバック
[roll back]
システム障害の発生で中断された処理を、その処理のすべてが行われなかった状態に戻すこと。 
  ロールフォワード
[roll forward]
ファイル装置の障害のなどで破壊されたファイルを、障害発生の直前の状態にまで復元させること。 
  論理アドレス
[logical address]
仮想記憶方式で、CPUから見た論理上のアドレス。物理的な主記憶装置の実アドレスでなく、CPUが論理的に考えたアドレス。 
  論理エラー
[logic error]
プログラム命令の組み立て方に誤りがあるために生じるエラー。論理的な誤りが原因となる。 
  論理演算
[logical operation]
記号論理学の規則に従う演算。数値を扱う数値演算と異なり、論理値は2値しかない。 
  論理演算子
[logical operator]
数学やプログラム中で論理式を表すために用いる記号。論理変数をオペランドとし、複数の条件式をつないだり、真理値を逆転したりするときにもちいる。 
  論理回路
[logic circuit]
論理素子を組み合わせた電気回路、または電子回路で論理値の入力に対して論理値を出力する回路。組み合わせ論理回路と順序回路に大別できる。 
  論理レコード
[logical operator]
ファイルの構成要素で1件の事象に関連する項目の集まり。