情報処理基本用語(た〜と)
        目次
  ターミナル
[terminal]
端末
  ターミネータ
[terminator]
・ジョブ制御プログラムの中に位置付けたスケジューラの機能の一種。
・バス型LANで使用する1本の同軸ケーブルの両端につける部品。 
  ターンアラーンドタイム
[turnaround time : TAT]
コンピュータにジョブを投入し始めてから、完全な出力結果を得るまでの経過時間。 
  大規模集積回路
[large scale integration : LSI]
ひちつの半導体の基板上に1000位序湯の素子を組み込んだ集積回路。 
  ダイナミックRAM
[dynamic RAM : D-RAM]
コンデンサが電荷を蓄える性質を利用したICメモリの一種で、スタティックRAMに比べて高密度集積、低価格化が可能で、大容量LSIが開発された。リフレッシュが必要。  
  ダイナミックリンク
[dynamic link]
・プログラムの機能を分割し、モジュール化して補助記憶装置におき、必要な場合のみ主記憶に呼び出してメインプログラムに連結し使用すること。
・2つのプログラムA、Bが保持するデータを連結する技法で、一方のプログラムAが、他方のプログラムBの作成したデータを呼び出して利用すること。 
  タイムシェアリングシステム
[time sharing system : TSS]
コンピュータの共同利用の一形態であり、マルチプログラミング技法の一形態。 
  タイムスライシング
[time slicing]
・ひとつの装置や回線を複数の処理に利用するために時間を微小時間に分けて配分する方法。
・タスク管理のもとで複数のタスクにCPU時間を配分するときの一方法 
  ダイアルアップIP接続
[dialup IP connection]
公衆電話回線を通じてTCP/IP接続を行うためのシステム、または接続すること。 
  ダイアルアップネットワーク
[dial-up networking]
電話回線などを利用して遠隔地のコンピュータに接続する形態、または、接続するためのプログラム。 
  第四世代言語
[fourth generation language : 4GL]
COBOL、FORTRAN、PL/Iなどの高水準言語(第3世代言語)よりさらに抽象度の高い命令を持つプログラム言語。  
  ダイレクトメモリアクセス
[direct memory access : DMA]
CPUを介することなく、記憶装置と入出力装置がデータを交換する技法。高速にデータの授受ができ、CPUの負担も軽くなる。  
  対話型言語
[conversational language]
端末装置を介して情報を交換しながらプログラムを作成する場合に適した言語。タイムシェアリング言語として発達した。 
  対話型処理
[conversational processing]
コンピュータシステムの操作の一形態で、利用者とシステムとの間で交互に取り交わす投入および応答に基づいてデータ処理を行う方式。 
  ダウンサイジング
[down sizing]
コンピュータシステムがより小型化する傾向のこと。あるいは、従来は大型汎用機で行っていたサービスを、より小型な機種でのサービスに移行すること。 
  ダウンロード
[download]
ネットワークで結ばれたホストコンピュータやサーバ内にあるデータやプログラムを、端末側で使用するために一括して転送すること。 
  多重化技術
[multiplexing]
・ひとつの資源を有効に活用するために、複数の独立した要求に資源を分割して利用させる技術。
・ある機能の信頼性を高めるために、複数の独立した資源を用意して障害に備える場合の制御技術。 
  タスク管理
[task management]
コンピュータの最小の仕事単位をタスクという。タスク管理は、タスクとハードウェア資源を管理することで、タスクの生成から消滅までの動作状態を監視して、多重プログラミングの制御、タスク間の同期、タスクに必要なCPU資源の割当、タスクに対する割込みを制御する。 
  探索
[search]
主記憶、媒体に記憶してあるデータを、特定の項目をキーとして探すこと。 
  単精度
[single precision]
数量をどの程度まで識別できるように表すかの精度をいう。 
  ダンプ
[dump]
ある時点でコンピュータ内部または記憶装置の内容を原形に近い状態で出力すること。プログラムやデータのチェックに使う。