情報処理基本用語(た〜と)
        目次
  ディジーチェーン
[daisy chain]
複数の装置を周辺接続するとき、装置どうしをケーブルでつなぎ連結すること。 SCSIインターフェースの接続形態 
   ディジタル
[digital]
データまたは、物理量を限られた桁数の数字で表現すること。中間の値を取ることの出来ない離散的な(非連続的な)値を基本とする。指針と目盛りで表示する連続的な値ではなく、有限桁の数字で表示する数値。 
   ディジタルカメラ
[digital camera]
CCD(半導体受光素子)を使用して画像を電気信号に変換し、ディジタルデータとして半導体メモリやFDに記録するカメラ。撮影した画像は、本体内部のメモリやフラッシュメモリカードなどに記録する。また、記録された画像がディジタルデータであるため、コンピュータでそのまま利用できる。文書への貼り付けやWWWページ作成などの用途に利用する。
  ディジタル著名
[digital signature]
情報の送信者が本人のみが知る秘密かぎにより情報を暗号化して送信すること。 
  低水準言語
[low language]
汎用プログラム言語を大きく「機械向き言語」や「問題向き言語」にわけたときの機械向き言語。 
  ディスクキャッシュ
[disk cache]
主記憶装置のアクセス処理速度に比べて遅い磁気ディスクのアクセス速度を補い、システム全体の処理効率を高めるためのバッファ記憶装置。 
  ディスパッチ
[dispatch]
オペレーティングシステムが、CPU時間をタスクに割り当てること。 
  ディレクトリ
[directory]
区分編成ファイルでは、順編成ファイルをメンバというサブファイルに分割し、各メンバを管理している記録をディレクトリという。 
  ディレクトリ管理
[directory management]
ファイル数が多い場合、一媒体にすべてのファイルを並列に保存すると煩雑になるため、その内容によりグループ化し体系的に管理すること。 
  データウェアハウス
[dataware house : DWH]
企業内のさまざまなデータを保有し、企業戦略の立案や意思決定を支援するデータを提供するシステム。またはその目的のためのデータベース構築の思想。 
  データ回線終端装置
[data circuit terminating equipment : DCE/DTE]
データ伝送路の両端に位置し、コンピュータや端末で扱うディジタル信号を伝送路の特性に合わせて変換する装置。  
  データ管理
[data management]
オペレーティングシステムの主要な機能のひとつで、処理プログラムが入出力命令を出すと入出力装置にアクセスする。その際に物理的な入出力装置の特性を意識しなくてもよいように論理的なアクセス手段を提供する。 
  データ構造
[data structure]
データ要素がどのように関連しているかという論理的構造。データモデルともいう。 
  データ通信
[data communication : DC]
通信回線にコンピュータや端末を接続し、データの伝送と処理を一元的に管理する。 
  データ通信速度
[data communication rate]
単位時間に伝送できるビット数。 
  データ転送
[data transfer]
接続してある装置間でデータをやり取りすること。 
  データ伝送
[data transmission]
データ端末間で通信回線を使い、データの伝達を行うこと。 
  データ伝送制御手順
[data transmission control procedure]
データ伝送を円滑に効率的に行うために、標準的に取り決めた一連の規定。 
  データフローダイアグラム
[data flow diagram : DFD]
システム要件の定義を行う構造化分析に使用する図表のひとつ。基本的にはシステム間のデータの流れに注目し、システムとデータの関係を図的にモデル化する技法。  
  データベース
[database : DB]
相互に関連のあるデータを重複しないように集め、その内容を構造化し、多目的な利用が効率的にできるようにしたデータの集まり。 
  データベース管理システム
[database management system : DBMS]
データベースとその利用者の間に介在してデータベースの管理を専門に効率よく行うためのソフトウェアシステムで、データベース記述言語(DDL)やデータベース操作言語(DML)が用意されている。  
  データベース言語
[database language]
データベースシステムを利用するための言語。 
  データベースソフト
[database software]
アプリケーションパッケージソフトの一種で、簡易なデータベース機能を有するソフトウェア。 
  テキストファイル
[text file]
テキスト形式のデータを内容とするファイル。 
  デコーダ
[decoder]
複数の入力端子と複数の出力端子をもつ機構。複合機ともいう。 
  デシジョンテーブル
[decision table]
問題を分析する場合に考慮すべきすべての条件と、条件に対してとるべき処理を列挙した表。 
  テスト
[test]
開発したコンピュータシステムの機能が設計仕様と一致するかを確かめること。 
  テスト支援ツール
[program testing tool]
プログラムのテスト条件や環境を整備するプログラム群の総称。 
  手続き型言語
[procedure oriented language]
処理の手続きを明確、容易に記述できるような体系をもったプログラム言語。 
  デッドロック
[dead lock]
資源を共有している2つのプロセスが、互いに相手の資源の解放を待って競合している状態、または、結果的に動きが取れなくなり、どちらもアクセスできない状態。 
  デバイス
[device]
ある装置に関連して使う別の装置、補助的に使う装置のこと。 
  デバイスドライバ
[device driver]
システムが設定した環境下で、特定の周辺装置を制御、管理するソフトウェア。 
  デバック
[debug]
プログラム中の誤りを発見し、取り除き、修正する作業。 
  デブロッキング
[deblocking]
物理レコードを複数の論理レコードに分解すること。 
  電子会議
[teleconference system]
複数の会議室を互いにネットワークで接続し、同時に会議を進行できるようにした通信システム。 
  電子掲示板システム
[bulletin board system : BBS]
通信処理サービスのひとつで、複数の利用者がホストコンピュータ(サーバー)のファイル装置内にある掲示板と呼ぶメッセージボックスを介して、各種の情報を提供、交換するサービスである。
電子掲示板では、1人が書き込んだ(掲示した)ものを、複数の人が見ることが出来る。
  電子決済
[electronic account]
通信ネットワークを介した商取引で、取引相手を本人確認し、金銭の決済を行うことECの基本ではあるが、安全性を考えて慎重な対応が必要。 
  電子商取引
[electronic commerce : EC]
通信ネットワークを介した商取引のこと。電子メール、ディジタル署名、電子決済により、ネットワーク上で取引のすべてを済ませることも可能である。  
  電子データ交換
[electronic data interchange : EDI]
取引関係にある複数の企業間でコンピュータと通信回線を結んで定形業務のデータをやりとりすること。 
  電子マネー
[electronic money]
電子技術により金銭の取引を実現するシステム。ディジタルキャッシュ、電子通貨ともいう。 
  電子メール
[electronic mail : e-mail]
インターネット、パソコン通信、LANなどのユーザ間で交わすメッセージ、またはそれを実行するシステム。