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kurayoshi_bus1

IT Management Caravan-1
from May to June 2007

Categrory: ICT
Published: 2007
#0813a

Kanzo Kobayashi (小林寛三)

08726u/17z25r
Title

Recollection of IT Management Caravan

IT経営キャラバン隊の思い出

Subtitle
16-month nationwide awareness campaign of IT utilization 16ヶ月間に亘るIT活用啓蒙キャンペーン
Index
  1. METI Vice Minister told at Ithe House of Councillors:
  2. Router for Wireless LAN:
  3. May 20, 2007: Tanabe city, Wakayama:
  4. May 21, 2007: Tatsuno city, Hyogo:
  5. Jun 12, 2007: Kurayoshi city, Tottori:
  6. Jun 13, 2007: Takatsuki city, Osaka:
  7. Jun 26, 2007: Tsuruga city, Fukui:
  8. Jun 27, 2007: Echizen city, Fukui
  1. Mar15, 2007: 山本幸三副大臣、参議院でIT経営キャラバン隊を語る:
  2. 無線LANルータの提供:
  3. May 20, 2007: 和歌山県田辺市:
  4. May 21, 2007: 兵庫県龍野市:
  5. Jun 12, 2007: 鳥取県倉吉市:
  6. Jun 13, 2007: 大阪府高槻市:
  7. Jun 26, 2007: 福井県敦賀市:
  8. Jun 27, 2007: 福井県越前市:
Why?
Résumé
要約
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0. Mar15, 2007: Mr. Kozo Yamamoto, Vice-minister of METI told at the House of Councilor:

  • He commented that the activity of IT Management Caravan promoted by 12 private organizations could contribute to sustainable growth of Japanese economy using IT; because that of Japan seems lower than that of US, particularly in service and non-manufacturing industries.
  • This activity, I believe, correspond to the IT strategy of Japan including various IT promoting policies such as e-Government.
  • The 100 best practices of IT Management in Japan pursuing effecting IT-empowered management is a typical award system promoted by METI. and private sector.
  • IT Caravan Management is a private activity supporting and corresponding to such governmental promotion.

0) Mar15, 2007: 山本経済産業副大臣:参議院でIT経営キャラバン隊を語る:

  • IT経営キャラバン隊に関する「山本幸三 経済産業副大臣」の発言
    • 第166回 参議院 経済産業委員会(2007年3月15日) 
    • インターネット録画映像(収録時間:2時間57分)発言時間帯:14:40〜17:20 
  • Q: ITというものを国民生活、社会生活全体で受け入れていくということ、こういう観点から、経済産業省としてはどのような取組を行われていますでしょうか?
  • A: 副大臣(山本幸三君)
    • 正に御指摘のとおり、ITを活用して生産性を上げていくということがこれからの日本経済の成長を支える重要なポイントになると思います。アメリカでは、正にIT革命で生産性が大変向上いたしました。アメリカと比較いたしますと、我が国はITの投資と生産性向上の相関係数が低くて、特にサービス産業において低いわけでありまして、サービス産業、非製造業において低いわけでありまして、この辺をいかに高めていくかがこれからの勝負だというように思っております。
    • そういう意味で、政府全体としては、総理を本部長とする内閣のIT戦略本部がございまして、これを経済産業大臣、副本部長としてしっかりと支えて、関係省庁、多くの省庁の施策と密接に連携をしながらITの活用を進めていきたいというように思っておりますし、あるいは貿易管理あるいは特許申請等に係るそうした電子政府システムの構築等も進めているところでございます。
    • それから、特に中小企業あるいはサービス産業に活用していただかなきゃなりませんので、各地域に、ITの専門家に委嘱をいたしましてIT経営応援隊というのをつくっております。こうした方々にいろんな経営者の研修をやっていただいたり、あるいはIT経営百選を認定するというようなことで、そうしたベストプラクティスの収集、普及を図っているところであります。
    • それからまた、ITの民間事業者でITキャラバン隊というのを組織いたしておりまして、このIT経営応援隊と一緒になりまして今全国を回って、ITを使うとどういうふうに経営の効率化図れますよというようなことを普及しているところであります。私自身もこれまでに二回、そのITキャラバン隊、経営応援隊の研修に参加させていただいて、今年一年かけて約二百か所、IT経営キャラバン隊は全国回るということでありますので、是非また先生方の応援をいただきたいなと思っているところであります。(参議院会議録より)
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1) Router for Wireless LAN:

  • It is effective and useful to install wireless LAN availability called 'free spot' in public spaces like Japan Chamber of Commerce (JCC), city hall, etc.
  • IT Management Caravan activity is one-time event, but the facility of free spot remains long as an IT infrastructure at the site; whenever visitors use this facility they might remind that it has been installed since the opportunity of visit of the caravan.
  • The available area of a wireless LAN is limited; usually it is available within about 50m distant subject to structure of the building and interference of waves. Some cases say that it could reach up to 4th floor.
  • It is essential "let's use it" in the case of invisible service of wireless LAN. Once its convenience is recognized, it can easily proliferate.
  • One day after the first announcement of the opening of free spot, an old lady approached me, asking from when and where the service is available in the building. I recognized this would be an essential questionnaire; because service of wireless LAN is invisible to the users.
  • All the service hitherto have been available limiting particular time and space. But that of wireless LAN is 24 hour service and available anywhere as wide as the wave can reach.
  • In the first place, the origin of 'ether' was an imaginary object until denial of its existence. Modern technology revived it as an visible ethernet. It is even paradoxical that the original ether is an invisible atmosphere, but ethernet is a visible cable. Ethernet could be an invisible duct for telecommunication in the the air.

1) 無線LANルータの提供:

  • IT経営キャラバン隊では、イベントを実施した地域で人が集まる場所(例えば、商工会議所や市役所等のロビー、共有スペースなど)を、フリースポット化することを支援(無線LANルーターの無償提供等)しています。
     これはIT経営キャラバン隊のコンセプトである「イベントが終わってからも継続的に地域の情報化が促進される種を残していく」という活動の一環です。
    1. 必要なこと
      主催者側は、専用のインターネット回線(セキュリティ上、業務で使用する回線とは別の回線を推奨)の手配と、月々の回線使用料負担です。 ・キャラバン隊は、無線LANルーターの提供と、設置サポート(1回)を行います。
    2. 設置場所
      人が集まる場所
      地域情報化が促進される場所(利用者の輪が広がる共有スペース)
    3. 無線電波の届く範囲
      提供する無線LANルーターは全く障害がなければ、50M程度は届く(状況によっては100Mなど)と言われますが、建物の構造や電波干渉などの現場の状況によって無線電波が届く範囲は変化します。正確なことは設置の際に行う電波テストでないとわかりませんが、これまで設置した商工会議所等の施設では1F〜3F、4Fまで届いたという事例は何件もございます。
    4. お願い
      キャラバン隊として、フリースポットの提供はご要望があれば可能な限り支援させていただくつもりですが、1つお願いとしまして、潜在利用者にPRして「まず使っていただく工夫をすること」を最優先でお願いしております。特に、フリースポットのような目に見えにくいサービスの場合、使っていただかないとその利便性がわからないですし、利用者の輪が広がらないからです。
      =====================================
    5. PS:<実話のよもやま>
    6. ■IT経営キャラバン隊では地元を訪問した際、その機会に地元の商工会議所のロビー等の会員が集まる場所に、フリー・スポットを同時に開設することを支援(無線LANルーターの無償提供等)しています。これはIT経営キャラバン隊のコンセプトである「イベントが終わってからも継続的に地域の情報化が促進される仕掛けを残していく」という活動の一環です。
      都会では、無線LANは身近な存在となっており、その使い方もまさに日常的になっていますが、各地域によっては、言葉は知っていても、実際に触れる(?)のは初めてという方がかなりおられます。
    7. ■ある地域でのIT経営キャラバンの講演の最後列で、「この商工会議所にも無線LANが設置されました。」という講演内容の終了後、かなり年配の女性の方が、小生に質問してきました。その質者は無線LANの本質をつくものでした。
    8. ■質問の内容は、1.無線LANが開設されたというが商工会議所のどこでサービスするのか?2.そのサービス時間は何時から何時なのかというものでした。これは、見えるもののサービスの場合、かならずサービス提供の場所とサービスを提供する人の時間帯が明記されるのが普通です。無線LANの場合、このいずれも見えないのです。つまり、どこでサービスされるのかが、初めて使う人からするとわかりにくいのです。ですから、この辺りで、電波の認識できる場所とステッカー等で明示する必要があります。またサービス提供時間は、いわずもがななのですが、7x24(この表現もわかりにくいのですが)常時いつでもを伝える必要があるかも知れません。
    9. ■ICTサービスの特徴かも知れませんが、見えないサービスを、わかりにくい言葉で、相手の立場にたって説明するという本質的なことを学ばせてもらった経験でした。 気づきを与えるつもりがこちらに気づきをいただきました。そう、見えないサービスを見えるように伝えなければならないのですよね。
    10. ■<突っ込み>
      そもそも媒体としてのイーサー (=エーテル)が提唱され、その後、その存在が否定されるまで、物理学者を悩ませて仮想の物体でしたね。それが、見える形で、現代は、イーサーネットとして復活した訳です。見えないものを見える形に.....というのを考えさせられました。
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2) May20, 2007: Tanabe, Wakayama:

2) May20, 2007: 和歌山県田辺市:

  • IT経営キャラバン隊in 田辺市:tanabe_bigu
    • 日 時:2007年5月20日(日)14:00〜17:00 
      開催地:和歌山県立 情報交流センター     
      ビッグ・ユー「Big・U」(田辺市新庄町)研修室2
      主催者:田辺商工会議所
    • 【講演者】和歌山ITコーディネータ協議会理事 ITC二神隆氏 ITC 和田好文氏 
    • 【参加ITC】山本茂史氏、竹内央氏、宮本康彦氏
    • 本日は、和歌山県田辺市でのIT経営キャラバンをレポートするために、今朝、羽田からここ和歌山県県立j情報交流センターに到着しました。丘の上の広々とした会場が"BigU"と呼ばれる情報交流センターです。
    • いろんなイベントが同時開催されていて家族連れの参加者も多くみられます。IT経営キャラバンのイベント会場はここでよかったのか、若干不安になりましたが、あの見覚えのあるキャラバンバスを発見して一安心しています。
    • 会場の建物の一角にインターネット・コーナーを発見しました。子供たちに混じって利用させてもらっています。受付で名前を登録したら、無料で入力のためのIDカードを貸してくれましたので、こうしてITキャラバン・ブログを書いている訳です。また報告します。係の人が、心配そうに「大丈夫ですか?」と声をかけてくれましたが、まさか、ここでIT経営キャラバンのブログを書き込んでいるとは気づかないと思います。

  • 講演会:和田好文氏
    • 日時:2007年5月20日 13:30-15:30
      場所:和歌山県田辺市 県立情報交流センター(Big-U)会議室
      講師:和歌山ITコーディネータ協議会  和田好文氏(紀陽銀行ビジネス営業部主査)
    • 講演メモ:
      ◇ITCってご存知ですか?会場で挙手した人は、約20名中3名(スタッフを除く)
      ◇和歌山県の情報の現状:ほとんどの人がPCを利用している。
      HP閲覧(全国40位、和歌山23%/全国32.4%)
      電子商取 (全国12位、11.2%/10.5%)
      情報化は全国平均でやや遅れているが、電子商取引利用ではむしろ上位。
      ◇ITを活用して儲ける仕組みを作る→経営課題解決の手段。
      ◇企業の競争力は必ずしも技術力ではない。他社が2週間かかる所を4日でやる。
      スピードアップの鍵は情報の一元化にある。いつでもどこでも誰でも取り出せる。
      ◇戦略情報化の鍵:
    • 和田氏の本職は、紀陽銀行営業推進本部ビジネス営業部法人営業企画担当主査。
      銀行マンらしくわかりやすく説明されました。それに地元のアクセントでSWOTを語ってくれたのが印象的。
    • なお、SWOTを表現すると
      S=これまかしとき、W=これあかんのとちゃうか、O=なんかええかもしれへん、
      T=どうにもきたいでけへん...という感じでした。
    • 今後、各地のITCから地元言葉のSWOTを集める必要がありそうです。

  • 講演会2:北田健治氏

    • 北田健治さんは、1972年生まれ(と名刺に書いてありました)の田辺商工会議所青年部の会長をされている方で、5/20の紀伊田辺市の情報交流センターでの「田辺商工フェア2007」の主催者です、IT経営キャラバン隊を併設開催いただきありがとうございました。
    • 気さくな会長さんで、地元特産品の会場でも大活躍していました。これまで4年に1回だったフェアを年1回実施することにしたそうです。紀伊半島は、地形的には細長い訳ではありませんが、交通手段としては、海岸に沿って細長く広がっているように思えます。土地の人々も、各地域の特産品をそれほど詳しくない方も多いとのことで、地元や近隣からの訪問者を集めた特産品フェアは人気が高いそうです。商工フェアへの出展希望企業も多く、何社かお断りしたとおっしゃっていました。
    • 北田さんの名刺の裏側には、平成19年度年間スケジュールが印刷してあり、5/19-20の田辺商工フェアにつついて、7/1 扇ケ浜海開き、9/3 献血・田辺駅弁慶像前、10/5-6 弁慶まつり、10/6 紀州弁慶よさこい踊りとあります。そうなんです。紀州は、義経と弁慶主従が、静御前と別れて、吉野山へ入って逃避行を続けたことでも有名な場所なのですね。
      「吉野山 峯の白雪踏み分けて 入りにし人の あとぞ恋しき」
      「しずやしず しずのおだまき繰り返し 昔を今になすよしもがな」
    • このような賑やかな場所でのIT経営キャラバン隊イベントは、今までとは違った雰囲気ですが、ここはもともの情報交流センター(Big-U)なので、インターネットの体験コーナーなど情報教育の場が本来の役割なので、IT経営キャラバン隊はまさにその趣旨に沿った活動だった訳です。北田さん、アレンジありがとうございました。

  • 隣の部屋:
    和歌山県田辺市でのIT経営キャラバン講演会場の隣の部屋では...
    tanabe_children
    • 5月20日に田辺市のBigUでIT経営キャラバン隊の講演がありました。
      IT経営キャラバン隊の報告は別途行うとして、その隣の会場がとても興味深かったです。子供たちが小さな木片を組み合わせてビルや塔などを協力しながら組み上げているのです。ときどき崩れ落ちるため息と共に、その様子がとても印象的でしたので思わず写真を撮りました。
    • ■中にはITコーディネータ役の子供もいて、あれこれアドバイスしているのです。正に、
      全体の整合性を考える人、具体的に木組みをバランスさせて作る人、器用な子とちっちゃな子にそれぞれ役割分担させながら組織をまとめる人、そしてだんだん見える形(可視化)に仕上がっていく中で壊さないように管理する人...この様子って、プロジェクト・プロセス・ガイドラインと同じではないか、と思いました。
    • 本来の講演会でも、講師のITCが同じようにIT経営のプロセスを説明し、事例の経験を話し、教訓を共有していました。そして可視化が重要なことも強調していました。だから、そのメッセージを聞いた参加者が、どのように具体的に可視化して理解するのかに少し興味があります。ユーザは、これから構築するIT経営化のイメージをどう持つかが重要であり、隣の部屋の子供たちが同じようにプロジェクト管理をしながら可視化をして理解しようとするのと共通点があるように感じました。

  • 南国の花:tanabe_flowers
    • 5/20日曜に訪れた和歌山県田辺市は、さすがに南国らしく明るい夏の太陽が輝いていました。IT経営キャラバンが行われた情報交流センター(Big-U)は、丘の上にあり、見晴らしの良い複合的な市民の施設です。会場には、至る所に緑があり、開放的な気分の中での講演が行われました。
    • また当日、地元特産物紹介イベントなども併設されており、家族連れや若い男女のグループなど会場は、一日中賑やかでした。露店も入口付近に並んでいて、それぞれがその場で料理して出してくれました。
      気温も高かったので、冷えたマンゴの生ジュースが最高で、お代わりもしてしまいました。
    • 「パパはこれを聞いて行くから、君たちはママと一緒にどこかで遊んでて...」というIT経営キャラバン隊講演へのほほえましい参加者もいました。
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3) May21, 2007: Tatsuno, Hyogo:

3) May21, 2007: 兵庫県龍野市:

  • tatsuno_hontatsunosta
    • 今週月曜5/21に、播磨の小京都といわれる兵庫県たつの市の竜野商工会議所で開催されたIT経営キャラバン隊に参加してきました。地方都市では、五感と語感を発揮して自律的に行動する必要があるという話。
    • まず、「竜野駅」と「本竜野駅」がある。前者は姫路から2つ目のJR山陽本線の竜野であり、後者は姫路から3つ目のJR姫新線(単線)の本竜野である。竜野商工会議所は、実は本竜野の方が近いことが判明した。
    • タクシーはつかまらない。行きは竜野駅からタクシーを利用して、電話番号を聞いていたが、帰りはその番号に連絡がつかない。結局、タツノ駅まで歩くことにしたが、道行く人も少なく歩いていて段々自信がなくなってきた。犬や猫はよく見かけたが道を教えてくれないし。結局、大凡の方向は聞いていたので、後は太陽の方向を意識しながら感で歩いて幸い本竜野の駅に到着。意外と小さな駅だ。
    • 電車がやってきた。ところがドアが開かない。どうしたものかと思案していたら後から来た女子高生がドア横のボタンを押してくれた。なるほど。ローカル線では、ドアも自律的に行動しなければいけないということみたいなのだ。
    • 姫路の駅では単線から新幹線に乗り換えた。同じ鉄道の名で呼ばれるのも違和感があります。例えば、乗車した駅には、改札には電子的な改札はなく、スタンプを押してもらうだけ(それすら省略もあり得る)姫路の新幹線の改札の切符を入れると、当然、乗車駅の確認が電子的にできていないのでピンポーンと鳴って阻止される。つまり、ほぼ無人的と新幹線がつながることに、電子処理的な無理があるということになります。
    • ということでICTの普及を目指す経営キャラバン隊員としては、思わずデジタル・デバイドに遭遇してしまった次第。ここでも必要なのは、やはり五感と語感。風を感じ、空気を読み、仮説を立て、検証する...つまりPGLもコンピュータ導入だけでなく生活の知恵としても役立つのです。

  • IT経営キャラバン隊バスin龍野:
    • 5/21のたつの市では、午後から始まるイベントに備えて、IT経営キャラバン・バス(チャレンジ号)が龍野商工会議所の広い駐車場の隅にポツンと留まっていました。まだ時間が早く参加者もまばらなので、背景の洗濯もの干し場との対比がおもしろくて写真を撮りました。
    • そう言えば、幕末を駆け抜けた坂本龍馬も日本の改革を日本の洗濯になぞらえて表現していました。IT経営キャラバン隊もIT経営をすすめるための日本の洗濯運動の一つになるかも知れません。そう思うと、洗濯もの干し場とIT経営キャラバンバスとは、必然的な結びつきなのだろうと勝手に納得した次第です。
    • tatsuno_musashiこれからも各地で開催されるIT経営キャラバン隊活動に同行する機会があれば、ぜひともこのような「意外の結びつき」「予想外のシーン」など、おもわず気がついたらシャッターを切るような場面を撮影して、このブログに紹介していきたいと思います。乞う期待

  • 5月21日にIT経営キャラバンで訪れた龍野駅の前には写真のような看板が掲げてありました。曰く、
    『二刀流の元祖:二天一流兵法の宮本武蔵修練の地〜播磨国龍野市』
    • 『経営とITを使いこなし、企業を革新へと推進する二刀流、それがITコーディネータ』というITコーディネータ協会のロゴをご記憶の方も多いと思います。
    • 宮本武蔵は、忠臣蔵と並んで日本人の生き様に多大な影響を与えた歴史上の出来事ですが、いずれもこの播磨の国に関連しているのは偶然ではないように思えます。
    • 二刀流...ITコーディネータにとっても真剣に鍛錬すべきテーマなのです。これこそ人生で求めていた資格だと直感したと青森の二刀流先生は言っていました。
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4) Jun12, 2007: Kurayoshi, Okayama:

  • Historical city - Kurayoshi.
  • There is the biggetst Unium deposit near Kurayoshi city; a uninium oxide mineral Ningyonite is named from here.
  • When I have visite this ite when I was just a freshman at Power Reactors Nuclear Corporation.

4) Jun.12, 2007: 岡山県倉吉市: (Jun 12)

  • kurayoshi_koban倉吉市の紹介:倉吉市でのIT経営キャラバン隊の期待...
    • 右写真:倉吉市駅前の交番。
    • 6月12日(火)倉吉市でIT経営キャラバン隊を予定しています。訪問した後の後日談だけでなく、訪問前の記事も書いて欲しいとの(無理な)注文があり、無い知恵を絞って、倉吉市のことを書くことにしました。
    • 鳥取県倉吉市について書くとなると、もう30数年も前に訪問したときのことを思い出して書くしかありません。それは人形峠のことです。日本で最初の本格的なウラン鉱床が発見され、人形峠で発見されたウラン鉱石はは人形石(Ningyoite)と呼ばれ世界的にも有名です。化学組成はCaU(PO4)2・1〜2H2O。
    • 何でそんなことに詳しいのかですって? 実は私は、昔、動力炉・核燃料開発事業団でウラン資源の調査をしていました。IT業界に長くいると「ご専門は?」と聞かれると「石です」と答えると、「そうですか、チップのご専門でしたか?」という誤解をよく受けましたが...
    • ともかく、鳥取県南部、岡山県北部の倉吉地区は(その筋には)世界的にも有名な地域なのです。その場所へ、30数年の時を経て、当時はラドン測定のシンチレーションカウンター付のジープではなく、今度は最新鋭のハイテク機材を備えたIT経営キャラバンバスが同じ場所を訪れるのです。
    • ホームページによれば、倉吉市は、IT百選ならぬさまざまな全国百選に選ばれているようです。森林浴の森、都市公園、さくらの名所、(酒と醤油の)香り風景、美しい日本の歴史(伯耆の国)などで、今から倉吉市へ再び訪れることを楽しみにしています。
    • それに人形峠です。人形峠とはまた美しい名前ですね。ウラン鉱床発見の逸話ですが、何度この辺りを探査しても、その兆候は感じられるもののなかなか本命の場所が見つからなかったそうです。当時の先輩が話してくれたのは、もう探査にほとほと疲れ切ってあきらめて帰ろうとしたら、もう暗くなりかけた県境の峠でウランの存在を示すガンマー線に反応するシンチレーションカウンターが急に大きく鳴りだしたそうです。そうです。これも不確実ないわばリスクなのですね。努力する者にのみ報いられるプラスのリスクなのでしょうか。

  • Kurayoshibus3IT経営キャラバン隊バスin倉吉:
    • 写真が先か、句が先か?
    • これはなかなか難しい問いです。イメージが沸かないと俳句も川柳も言葉が出てきませんし、逆に言葉が先行して、イメージを想定することもあるからです。
    • ハーマンモデル風に言えば、A型(左脳新皮質)は、まず5−7−5の数字や語呂を管理し、B型(左脳辺縁系皮質)では、題材がテーマと整合しているかをチェックし、C型(右脳辺縁系皮質)は、読者を想定してどのような反応があるだろうかと期待し、D型(右脳新皮質)は、イメージからある種のひらめきを掴もうとする。これらの4つの機能がうまく連携するといい一句が浮かぶのではないかと感じています。
    • 日本語は時代時代で多くの言葉を取り入れ、かつそれを日本語の文章の流れに合うように整理してきました。季節感や人々や生活の機微も豊かで、自ずと韻文との調和を図るには優れた言語だと思います。一方で、論理的な文脈を表現やデータベースの構築には曖昧すぎるとの批判もあります。
    • また、最近の英語など外国語からの流入のカタカナ語やIT関連の略字は、日本語の語彙として定着するにはあまりにも熟成する時間が少ないので韻文に活用するには少々無理があるように思います。
    • しかし、IT業界に関わりとこだわりを持つ者にとって、このぼやきは許されません。なんとかIT略語やカタカナ語も消化して韻文の世界に参加させなければなりません。
    • この『キャラバン川柳』も、単なるブログの落書きだとか、くだらない(けどちょっとおもしろい)など多々コメントを頂いておりますが、しかし、これはひとつのチャレンジとご理解いただきご笑諾いただきたく存じます。それは、IT+経営+心情を結びつけたいというチャレンジです。
    • それは、コジつけだろう...いや、その通りです。白ネコも黒ネコもネズミを捕るネコは役立つ。白水さんも黒水さんもイベントを推進するには役立つ...ということで...

  • 講演1:
    • JMBSコンサルタントグループ Office PiTの久保田浩二代表による事例紹介がありました。
    • 事例1:
      • 事例第1は、株式会社備後ムラカミで、2000年にスタートしたネットによる畳表のB2Bで有名です。日本の住宅から畳の部屋が少なくなる中で、伝統産業をITによって活力を維持しようという取り組み事例です。営業マン訪問による得意先450店に対し、ネット営業は250店を数え売上の20%を達成しています。
      • 畳とITとの意外な組み合わせがメディアにも取り上げられ全国的にも有名になり、毎年1億円ずつ20%も売上増加し、また相乗効果で訪問販売も増加しています。
      • 原材料は、以前は、備後は有名な畳表の産地でしたが、現在では、中国産に特化して良品を安く提供します。
      • 社内情報化 (BOS=Bingo-Murakami Online System) のスローガンは、「書かない、めくらない情報化」で、徹底的に手書き書類をなくしています。また電話応対もPC画面で購入履歴を確認しつつ応対するので安心感を与えています。
    • 事例2:
      • 事例第2は、東邦産業株式会社で、倉敷市のバルブなどバルブなどの販売、管工事と修理サービスの会社です。顧客は水島コンビナートを中心に約20社で、他地域の新規顧客獲得が課題です。この業種は、設備・人材を含め設備産業なので、業務の平準化が特に重要です。他地域への営業強化を図ると共に、Webを活用してパートナー企業間でコンソーシアムを作って業務を融通し合うことを推進しました。
      • 成功するIT導入のためには、なぜIT化するのかという経営戦略(Why)、どんなソリューションを選ぶのかという(What)、そしてどのように導入するのかという(How)の3つが重要と強調しています。
      • なお、この事例を発表したOffice Pitは、7名のITCからなるコンサルティング・パートナーを構成しており、その名もなんと「007Consulting」と言います。
  • 講演2:
    • 講師:株式会社アクシス代表取締役坂本直氏 (ITコーディネータ)
    • 内容:
    • 1) 鳥取の地元でソフトウェア開発会社を経営する坂本社長(ITCでもある)による豊富な経験に基づくIT経営のススメの講演がありました。自らSIの経験に基づくIT経営のススメは、今までとは一味違った現実感を感じさせる講演でした。
    • 2) 特に、最近の経営環境の変化で最大のものがIT分野を起こっているという指摘である。このIT環境を巡る変化は、インターネットさらにはWeb 2.0がもたらすインパクトによって劇的な変化として表れ、具体的には、データベース管理技術の活用拡大という形で表れている点をわかりやすく説明してくれました。それによって「価値あるもの」が時間と空間を超えて拡がる社会なったのであり、ボーダレスやロングテールとは、つまり地域の価値の発掘と発信であるとの解説でした。
    • 3) 同時に、100年に一度ともいうべき経営環境の変化は、チャンスにも危機になる。チャンスを見逃していないか?、危機が忍び寄っていないか?ITCなら何度も耳にする表現も、坂本さんのキャリアに基づく説明であるからこその説得力がありました。
    • 4) さらに、この倉吉市において、特に、Uターン人材のIT教育を重視して、地域の活性化やIT経営を拡げる戦力にしていきたいとの願望は、ITCとソフトウェア開発の経営者との二枚看板から出てきたメッセージと思いました。これからも上流コンサルなどITCの手法を活かしたユニークな地元ITCとしてますます頑張っていただきたいと思います。
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5) Jun13, 2007: Takatsuki Osaka:

takayamaukon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5) Jun13, 2007: 大阪府高槻市:

  • takatsuki_tape大阪府高槻市の紹介:
    • 6月13日 (水) に高槻商工会議所で、IT経営キャラバンが開催されます。今回は、山本経済産業副大臣や高槻市長、商工会議所会頭、関IT経営キャラバン隊会長が参加して、近畿地方のIT経営キャラバン隊成功を記念したテープカットセレモニーも予定しています。
    • 高槻市(高槻市のあらまし)は、人口約36万人、105平方km、市章も大阪府と京都府の融合デザインされているように、大阪府の東北部にあり、京都に接し、多くの古墳群や史跡に恵まれており、また水陸両路の要の位置にあります。戦国時代には、三好長慶、織豊時代には、キリシタン大名高山右近など高槻は政治的にも重要な位置を占めました。
    • 里山など自然保護にも力を入れており、高槻市の観光情報によれば、6月中旬には、「花菖蒲園」「ホタルの舞う里山の夕べ」が企画されています。ホタルは日本には10種類位いるそうですが、その中でもゲンジホタル、ヘイケホタル、ヒメホタルの3種が有名で、この高槻市の「高槻のええとこブログ」には、少し前まで沢山いたヒメホタルの話題の記事が載っています。
    • 産業は、小売業やサービス業(特に服飾関係の)が盛んで、特に高槻市周辺はデパート、ショッピングセンターなど大阪府でも最大級のショッピングゾーンになっています。
    • IT経営キャラバン隊の行われる各地の歴史や自然など少しでも前知識を仕入れておくと、訪問した時の気づき方が変わってくると思います。
    • なお、2004年2月に、高槻市の新たな情報化計画として、「e−たかつき計画」が発表されています。

  • 講演1:
    • 6/13高槻市での事例講演で、「日本のローテク企業が生き残るためのIT手法」と題する八州電工株式会社(やしま)の事例発表がありました。大病を克服して冒頭と最後のまとめに登壇された山本公義社長と各論を説明された高野淳総括部長がによる事例発表でした。
    • 本社大阪にあるオーダーメイドのプルボックス(ケーブルの引き込みや分岐部分を保護するボックス)の国内最大シェアを誇るメーカーです。
    • この会社の強みは、午後3時までに受注した製品を即日生産し、翌日発送することにあります。社長曰く、中国・韓国のメーカがどんなに頑張っても通関などで納入までに1週間はかかる。それを当社は1日余りで納入できる。ローテクであってもこのスピード経営は最大の強みである、と。またこれを実現するためには、IT化が必須で、ITコーディネータを入れて受注や生産の状況をリアルタイムに把握できるためのあらゆる工夫をしてきたという。
    • また、製造業における3つの『誤』を減らしてきた。それは誤発注、誤製造、誤配送である。ISO認定もその過程で取得し、全員参加の意識改革を推進してきたとのことです。
    • しかし山本社長はまだ満足おらず、製造工程の24時間化へ挑戦したいという。具体的な目標、またそれは追い上げるグローバル競争への危機感を背景に具体的な目標を明示して、全員参加で、敢えてローテク企業の競争力と表現していました。
    • しかし、講演を聴いていて、スピード生産、スピード経営、その中での3誤の排除...これはもう立派なハイテク企業であると思いました。

  • takatsuki_tauchi
    • 講師:ITC近畿会会長 有限会社エスアイエル代表取締役 田内幸夫氏
    • 内容:副大臣を迎えての関西地区キックオフのIT経営キャラバン隊の会場において、
    • 1) 豊富な企業経験をもつ田内幸夫(ITC)による「IT経営のススメ」の講演がありました。
    • 2) IT経営の手法は、決して大企業を念頭に置いたものではなく、中小企業であっても変化しつつある環境の中において、どのような経営戦略を打ち立て、その中でどの分野を何のためにIT活用するのかを明確にする手法の有効性はいささかも減じることはないと強調しました。特に、その意思決定プロセスに全社員が参画し、情報共有し、意識改革すること自体が価値をもつのは、企業規模の如何を問わず真実であると説いています。
    • 3) 大企業の経験を踏まえ、また現在は有限会社を経営する社長として、特に中小企業の経営者に対してIT経営による企業競争力、経営サバイバルが重要と日の丸を背景と説く姿にはカリスマ性を感じました。
    • 4) IT経営相談会には、3名の方が相談にお越しになり、丁寧に対応されていました。次に繋がるような相談もあり、現在フォローをすることになっているとのことです。
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6) Jun26, 2007: Tsuruga, Fukui:

6) Jun26, 2007:福井県敦賀市:
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  • 敦賀市の紹介:
    • 敦賀市は、以下のように歴史・自然・ハイテクのいずれの面でも際だった特徴をもつ都市で、その由緒ある町でIT経営キャラバン隊が開催されるのは楽しみです。
    • 人口7万人、面積251平方km、日本海に面した港町、京阪神中京に近い。
    • 産業:敦賀市産業団地あり、電源メリットで誘致中。敦賀商工会議所は創立100周年記念事業展開しており、観光・産業・エネルギー・貿易の拠点としての産業振興展開中。
    • 自然:敦賀の花は「萩」「小萩ちれ ますほの小貝 小盃」芭蕉)の句もあり。
      敦賀の木は「松」で、日本三大松原の一つ。また、敦賀の鳥は「ゆりかもめ」シベリア東北部で繁殖し、秋には敦賀湾内に越冬のために多く飛来する。
    • 原子力:敦賀市を含め、福井県は、茨城県東海村と並んで日本有数の原発銀座です。敦賀には日本原電、日本原研(高速増殖炉もんじゅ)、また福井県の美浜、高浜、大飯には関西電力の大型原発が稼働し、関西圏の電力供給を支えています。
    • 歴史:戦国時代は、信長に対抗した越前の朝倉氏、その後は関ヶ原西軍で敗れた大谷吉継を経て、江戸時代は酒井氏の敦賀藩となり、北前船の寄港地として栄えた。幕末の動乱期には、天狗党の乱で、武田耕雲斎や藤田小四郎などがこの敦賀で降伏し、幕府によって断罪された歴史をもつ。

  • 杉原千畝の展示館:tsuruga_sugihara
    • 福井県敦賀市でのIT経営キャラバン会場である「きらめきみなと館」の隣に、旧敦賀港駅舎が杉原千畝の展示館になっていました。
    • 杉原千畝は、第二次世界大戦中、ナチスドイツの迫害から逃れようとポーランドか らリトアニアに脱出してきたユダヤ人約6,000人の命を救った当時のリトアニア領事代理であった外交官です。杉原は、当時の外務省の反対を無視して、独断で日本への通過ビザを発行した。一日18から20時間も 手書きで必死にビザを書き続けたと記録にあります。
    • 職を賭して行った彼の人道的な 行為は、後にイスラエル政府かっら「イスラエル建国の恩人」として表彰され、またリトアニアのカナウス市には「スギハラ通り」があり、日本よりもむしろ世界で知られている外交官です。
    • 1940年、ナチスドイツから逃れたユダヤ人難民は、杉原の発行した命のビザを手に翌年の6月まで次々と敦賀の港に上陸したのです。敦賀港にはこれだけでなく、1922年にも動乱のシベリアで家族を失ったポーランドの孤児が合計8回に亘り上陸した歴史もあります。

  • 今日は、敦賀でIT経営キャラバンをしています。 参加者は90名くらいでしょうか。セミナー講師は、女性専務の事例発表、ITC福井の先織氏、ITC高槻氏です。 相談コーナーには、4名の方が相談に来ました。 次に繋がる仕掛けが随所にあり、企画がしっかりしているので大成功といえるでしょう。終了まであと30分。

  • 講演1:
    • 講師:ITコーディネータ 高槻仁志氏
      株式会社TOKビジネスサービス 代表取締役
      西宮市役所、建設企画コンサルタントを経て、現在、建設業支援アドバイザとして活躍。
    • 豊富な統計資料を示しつつ、建設業の構造改革と課題を説明。tsuruga_lecture
  • 内容:
    • 1) 新分野への進出は、全体(N-5069)では、85.3%が進出しなかったと回答。小規模経営ほどこの比率が高い。ここでいう新分野とは、サービス業31%、不動産業14%、小売業12%、製造業11%。
    • 2) 新分野への進出で苦労したのは、資金調達、販売ルート、ノウハウ習得の順。
    • 3) 建設投資では、1990年までに民間投資中心に急拡大し、バブル崩壊で現象。その後政府投資が下支え。1993〜1996年は、80兆円前後を維持、1997年以降は減少し、2006年には52.9兆円。政府投資はピーク時(35.2兆、1995)のほぼ半分の18.2兆円。
    • 4) 新規の建設需要が停滞する中で、リニューアル市場が注目。1990年代前半は10%台が2001年以降は20%台
    • 5) 建設業者数は、2000年の60.1万をピークにその後減少。2006年は、54.2万社に減少。大手建設会社では1990半ば(約19万人)から従業員が
      減少し、2001年(約11万人)までの11年間で41%減少。
    • 6) 金融検査マニュアルと金融機関の融資決定判断:金融時対応から平時対応へ以降し、地域密着金融をさらに高度化。金融機関は、融資審査能力「目利き力」の向上が至上命題になっている。
    • 7) 建設業の経営環境:経営事項審査(経審)と税務対策に偏った決算財務諸表の作成。銀行からの融資を期待して、無理して計上(CFはこまかせない!)、超短期的対応に終始して、抜本的な財務改善に取り組まない。
    • 8) CSは、ES (Employeee Satisfaction)がなければ実現しない。3K職場=若者離れの傾向
    • 9) 結論:企業は一つの所に留まってはいけない。常にチャレンジせよ。地域社会のニーズを捉えたビジネスモデルを作り、少子高齢化に対応する。同時に、中小企業の場合、異業種との協業・提携必要。それに合った公的制度を活用する。目指す目標あってこそSWOTの意味がある。一つの事象でもSにもWにもなる。集中と選択。個々の失敗に一喜一憂しない....等々。
  • 事例2:
    • 事例発表「タナカ工業株式会社」:テーマ「赤字からの脱出に必要でした」講師:タナカ工業株式会社専務取締役 田中明美氏(2005年度METI IT活用型経営革新モデル事業)
      会社概要:資本金1000万円、社員数:10名、本社:福井県越前市
      左官業からスタートし、現在は、水回りなど住宅設備関連機器販売が主。新築案件が減少に伴い、その後、リフォーム受注が増加している。
    • 内容:
      2002/8に、IT化無料相談会に参加し、SWOT分析を行う。当社の強みは給湯器(灯油ボイラー)
      の修理技術で、迅速な修理が可能なことで、顧客満足度を得ている点(月間修理件数45件)
    • 経営課題は、
      • 1) 修理駆けつけ時間の短縮
      • 2) 修理部品の在庫管理
      • 3) リフォーム提案書作成の迅速化
      • 4) 顧客別修理履歴の即時確認
        特に、即提案、即修理、同じ修理を出さないことに注力したこと、および地域密着。
        また、顧客満足の高い内に、関連修理の提案を行うこと。
    • コメント:人前でプレゼンするのは初めてという社長の奥さんである田中専務の訥々とした、しかししっかりと芯の通った説明に地元密着・顧客重視によるIT活用の原点を見る思いがしました。
  • 講演:echizen_sakiori
    • IT経営のススメ講演
      講師:福井県情報化支援協会前理事長 ITコーディネータ 先織久恒氏(株式会社コスモタウン代表)
    • タナカ工業株式会社の経営革新のやり方は
      • 1) 始めから「経営革新」をやりたいとは思わなかった。
      • 2) 利益を上げたいと強く思った。
      • 3) やったことが結果として「経営革新」に通じた。
      • 4) 「IT活用型経営革新モデル事業」に申請して補助金をもらえた。
    • ■成功の鍵:
      • 1) まず目標を全社的に決めてベストシナリオ(一番おいしい物語)を作る。
      • soudankai2) 物語を人間の力で実行する部分と、コンピュータを使った方が効率的な部分とに分ける。
    • コメント:
      • これは、規模も業種も時期もIT革新とはほど遠い状況からの成功物語である。ITコーディネータ先進地域である福井県の先織さんが手掛けた本案件は、いつの間にか成功した「先織マジック」の事例であると思いました。
  • IT経営相談会 by ITコーディネータ先織氏
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7) Jun27, 2007: Echizen, Fukui:

7) Jun27, 2007: 福井県越前市:

  • 越前市の紹介:
    • 平成の合併により今立町を加えて「越前市」となりましたが、「武生:(たけふ)」という呼び方も地元では愛着を感じているようです。地元の商工会議所も武生商工会議所です。面積230平方km、面積87千人。
    • 越前市の産業は、打刃物、窯業、和紙や手打ちそばなど伝統産業から先端の電子部品産業です。豊かな自然を生かした「遊学ガイド匠の巻」がキャッチフレーズです。 農の巻、漁の巻、食の巻、匠の巻、酒の巻、蕎麦の巻という訳です。これにぜひITの巻というのを加えたいですね。
    • かつては越前国の国府の置かれていた由緒ある場所です。源氏物語ともゆかりが深く、市内にある寝殿造を模した紫式部公園など現在でも歴史の郷愁を誘う町です。
      春なれど 白嶺の深雪いや積り解くべきほどのいつとなきかな (紫式部)
    • 前日6/28、敦賀市で開催されるIT経営キャラバン隊が翌日6/29に、この越前市で開催されます。若狭湾に面する風光明媚な北陸の2つの町での詩情溢れるIT経営キャラバンに参加することが今から楽しみです。

  • natsumeshi経済産業省講演:
    • 経済産業省 商務情報政策局情報化人材室長 夏目健夫氏の熱弁
    • 内容:テーマは「IT経営による企業の競争力」
      • 業種、従業員、立地条件などが異なるので、同じやり方をしてもうまく行くとは限らない。
      • 経営者自身が自分の会社の競争力をどうするのかという問題意識が重要
      • 特に中小企業の場合、小さくまとまっているメリットもあるが、知識ベースや専門家という意味では不足している。
      • 1999年のITコーディネータ制度創設以来、中小企業に対し難しいIT活用を促進してきた。
      • 現在、中小企業数は、430万あるいは数え方によっては470万社で、企業のほとんどすべて(99.7%)
      • また少子高齢化による20-60歳の労働人口減少。65歳以上はリタイア。
      • 一方、経済のグローバル化進展。FTA/ETAが進む中で、インド・中国の高成長
      • それら取り巻く環境の中でIT経営をどう進めるかは難しい課題を抱えている。
      • その中で、インターネットを活用したノウハウ・技術の高さをPRすることの有効性(Engineering CM)
      • 世界とつながり、予期せぬ所からの注文が入る。
      • その中でソフトウェアの新たな潮流が出てきている。それはSaaS/ASP、即ちソフトウェアは買うのではなく、利用するという考え。いわばインターネットを使ったソフトウェアのリースのようなもの。
    • 各企業の競争力とは何か?
      • 企業には競争領域と非競争領域とがある。
      • 競争領域においては、独自のものを作れる強さが必要。
      • 一方、非競争領域であるバックオフィス管理は、他の会社と同じであってもよい。
      • 競争領域では独自性が必要で、非競争領域では独自性は不要。
      • ITは道具。
      • IT経営のススメには、自分はどういう経営者なのかを分析し、業界の将来を見極め、具体的なIT経営のイメージを持つことを強調している。
      • IT経営応援隊には270社の事例を載せている。その中では、
      • 利益は従業員に還元する
      • 自社の技術をきちんと評価する。
      • 下請体質からの脱却

  • kashiwagi_shacho事例:
    • IT経営百選最優秀企業 事例発表
      昭和電機株式会社 代表取締役 柏木武久氏;営業推進グループ グループ長 栗山隆史氏
    • テーマ「Doからはじめる経営の改善・拡大・開発」
    • 会社概要:設立1956年、資本金:8850万円、売上(2006):72.7億円、従業員:171名、大阪本社で、東京、名古屋に支店。北海道には子会社化。
    • 営業品目の絞り込みと集中:
      • 1) 2001年:クリーナ、高圧洗浄機の販売中止
      • 2) 2003年:創業商品の電動工具の販売中止
      • 3) 2005年:ポータブルファンの販売中止
    • DOから始める改善・まずやってみる(PDCAの順番ではない!)
      • 単位時間当たりの生産性向上
      • 納期遵守率の向上
      • 生産リードタイムの短縮
      • 在庫量の削減
      • 工場使用スペースの削減
    • Beeダッシュプロジェクト:ベルトコンベアから一人一個流し生産方式へ
      • 標準品:2,190種、納期4日
      • 準標準品:5,652種:納期1週間〜1ヶ月
      • 特注品:特殊塗装、特殊絶縁、特殊軸封、特殊モータ仕様
    • 営業がつくる生産工程:
      • 工場の空き工程があれば、営業担当者が工程を確保できる。
         →台数を押さえるのではなく、時間を押さえる。
    • 売上高と在庫金額の推移:在庫金額が下がると売上高が上がる。
    • 技術図書提供システム:
      • 担当が席を立つことなく机上で図書類を客先に送付する。
      • 設計部門の不安=営業が客先の要求を理解して図面をだせるか
      • 図面承認のしくみ:承認できる人と承認ができない人の区分だけ。
      • システムの簡素化=承認フローのプログラムが不要
    • 営業活動の生産性:
      • 台形の説明:下辺=訪問件数、上辺=受注件数、より平たい台形=引き合いから受注までの時間短縮。台形の角度=受注効率
    • 風力のis工房開設:
      • お客様相談コーナー開設:客先にノウハウを提供=ブランドイメージの定着

  • Murasakishikibu紫式部公園:
      • 紫式部公園の案内板によれば、
        『源氏物語の作者紫式部は、992年越前の守に任ぜられた父藤原為時と共に多感な青春時代のひととき武生の国府で過ごした。当時の国守の館は、平安貴族の寝殿作りであった。綿密な時代考証の末、作られた庭園は約3000坪。越前海岸の景観をを取り入れた石組みや州浜、中島などが配されたいけには朱塗の匂欄の橋が架けられ四季折々の自然の姿を美しく水面に映し出す。寝殿などの主な建築は、その輪郭を活かし寝殿の位置には芝を張り、東の対屋、渡殿などは四季の花壇とした。池を生かした釣殿は納涼や月見の宴、詩歌管弦の場所であり、風雅な舟遊びの乗降の場所でもあった。』
    • 紫式部は、京の方角を見ては、故郷のことを懐かしく思い出していたのであろう。
      この歌に、以下の和歌が掲げられている。これらには故郷を思う気持ちが溢れているように思える。また、武生の観光協会理事でもあるITC先織氏によれば、壇ふみをイメージに作られた紫式部の像は、京都の方角を臨んで立っている。
    • 紫式部の歌:murasaki_uta
      • 1) 数ならぬ 心に身をば まかせねど 身にしたがふは 心なりけり
      • 2) 世とともに あらき風吹く 西の海も 磯べに波も 寄せずとや見し
      • 3) 小塩山 松の上葉に 今日やさは 峯のうす雪 花と見ゆらむ
      • 4) かへりては 思ひしりぬや 岩かどに 浮きて寄りける 岸のあだ波
      • 5) ここにかく 日野の杉むら 埋む雪 小塩の松に 今日やまがへる
      • 6) 閉じたりし 岩間の氷 うち解けば をだえの水も 影見えじやは
      • 7) たけからぬ 人かずなみは わきかへり みはらの池に 立てどかひなし
      • 8) ましもなほ 遠方人の 声かはせ われ越しわぶる たにの呼坂
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