情報処理基本用語(あ〜お)
        目次 
  イーサネット
[Ethernet]
1983年にIEEEが標準化したCSMA/CD方式のバス型LAN技術。 
  イクセス表現
[excess expression]
負数を含む整数を2進数で表現する方法のひとつ。数を表す桁数をnビットとし、負数に2の補数表現を用いた場合2^(n-1)を加えた数が正負ともイクセス表現の値となる。 
  1アドレス命令
[one address instruction]
命令が作用する数値をひとつだけもつ命令。 
  位置決め時間
[seek time]
変換器および記録媒体上の要求されたデータの場所を、データの読み取りまたは書き込みに必要な相対的物理位置に持っていくために必要な時間間隔。または、磁気ディスク装置でアクセスアームの位置を適切なトラックの上に設定するための必要な時間。 
  1+1アドレス命令
[one plus one address instruction]
1アドレス命令に、次に実行すべき命令を格納するアドレスを加えたもの。
  1の補数
[one's complement]
n桁の2進数の「1の補数」とはn桁すべてが1であるような数(=(2^n)−1)からその数を引いた数である。結果として、すべてのビットを反転したものと同じ値となる。
  イニシエータ
[initiator]
ジョブスケジューラの機能のひとつで、入力待ち行列中から、優先順位の高いジョブを取り出し、JCLの解析を行い、その後、ジョブが必要とする資源の割当てなどのジョブ動作環境を整備し、オブジェクトプログラムをローディングし制御を渡す。 
  イニシャライズ
[initialize]
システム利用に先立って行う処理一般、初期化とも言う。 
  印字速度
[printing speed]
印刷装置が印字可能な単位時間当たりの文字数で、通常は1秒あたりの文字数(CPS)で表すが、ページプリンタでは、1分あたりの平均出力ページ数(PPM)で表すことが多い。 
  インストール
[install]
システムプログラムやアプリケーションプログラムを記憶装置に格納したり、環境を設定して、そのプログラムが動作可能にすること。 
  インスペクション
[inspection]
システム開発では、レビューの場での批評をさす。 
  インターネット
[INTERNET]
世界各国の複数のコンピュータネットワークを相互に接続した、国際規模のコンピュータ通信ネットワーク。 
  インターネットプロトコル体系
[internet protocol suite]
インターネットにおいて標準的に使用されているプロトコルの総称で、FTP、TELNETなどのようなTCP/IPの上位層で動作するアプリケーションレベルのプロトコルやTCP/IPの下位層に当たるデータリンク層、物理層のプロトコルも含む。 
  インターネットワーキング
[internetworking]
ルータやブリッジなどのLAN間接続装置を用いて複数のLANを相互に接続、広域化すること。 
  インタフェース
[interface]
非常に幅広く使用されている用語で「仲介」、「橋渡し」などに相当する。人間とコンピュータのインタフェースをヒューマンインタフェース、コンピュータシステム間のインタフェースを通信インタフェース、コンピュータとネットワーク間のインタフェースをユーザ・網インタフェース、ネットワークの交換機間のインタフェースを局間インタフェースなどと呼ぶ。 
  インタプリタ
[interpreter]
プログラム言語で記述したソースプログラムの命令、または中間コードを1命令ごとに機械語に翻訳しながら実行するプログラムで、ソースプログラムをいちどに翻訳するコンパイラに対して、翻訳プログラム、通訳プログラムともいう。 
  インタリーブ
[interleave]
主記憶装置へのアクセス時間を短くする方式の一つで、主記憶装置を複数のバンクに分けて使用し、CPUは複数のバンクに接続し、隣り合うアドレスを別々のバンクに割り当てておく方式。 
  インタレース
[interlace]
ラスタースキャン方式のディスプレイに関する技術用語で、2回の走査で1画面を作る方式。 
  インデックス
[index]
データの所在する位置を示す数字について、別のデータを関連させてこれを変更するための値。 
  イントラネット
[intranet]
インターネット技術を利用した企業内や学校内の情報システムで、WWWサーバを社内ネットワークの中心において業務上の情報を交換する。 
  インラインドキュメント
[inline document]
HTMLで書いたページに直ちに表示される文書データのこと。逆にタイトルだけを表示しておき、利用者が見たいとクリックしたときに表示する文書データを外部ドキュメントという。簡単な目次やタイトルはインラインドキュメントにし、その内容は外部ドキュメントにすることが多い。 
  インライン変換
[inline translation]
日本語入力時の画面形式のひとつで、画面表示中の文書、表、図版中の目的の場所にカーソルを置き、その位置で入力、変換、確定などの変換を行う機能。