情報処理基本用語(は〜ほ)
        目次
  バージョン
[version]
プログラムやマニュアルなどの版番のこと。通常、最初の公開ソフトをVersion1.0、ソフトを更新するごとに版番を上げて改良と向上の度合いを示す。
版番の示す数字のつけ方には特に規則は無いが、部分的な小改訂では0.1を加え、機能を刷新した場合には1.0を加えることが多い。又、3桁の数字の場合の3桁目は、バグ除去程度の修正。
  パーソナルコンピュータ
[personal computer : PC]
マイクロプロセッサー、RAM、ROM、キーボード、ディスプレイ装置、フロッピーディスク装置、入出力インターフェースなどを組み合わせて構成した小規模なコンピュータシステムを言う
  バーチャルリアリティ
[virtual reality : VR]
コンピュータにより、現実感にあふれる仮想的な空間を作り出し、あたかも現実であるかのように感じて、観察したり操作したりすることができること。 
  パーティション
[partition]
ハードディスクの間仕切りをすること。物理的には1基のハードディスクの記憶領域を2つ以上に分割して、論理的に独立した補助記憶装置とみなして使用できる。 
  ハードウェア
[hardware]
コンピュータを構成している回路、素子、記憶装置、周辺装置など、すべての機械的、電子的な装置または設備。 
  ハードコピー
[hard copy]
コンピュータの出力情報のうち、人間が直接読むことができ、持ち運びできる情報。 
  ハードディスク装置
[hard disk unit : HD]
ハードディスクを記憶媒体とする磁気ディスク記憶装置で、通常は固定式で、フロッピーディスクのように媒体を交換することはできない。フロッピーディスクに比べてアクセス時間が短く、記憶容量も大きい。 
  倍精度
[double precision number]
実数を表現するデータ型で、標準の浮動小数点以上の精度で、多倍精度以下の精度で数値を表現する。 
  排他制御
[exclusive control]
同時に共有することが不可能な資源をいくつかのプロセスが使用したいとき、資源をめぐる競合、衝突が生じないように、ある時間帯にはひとつのプログラムだけに使用を許可すること。 
  排他的論理和
[exclusive disjunction]
二つのオペランドが異なる真理値を取るときに限り結果が真になるブール演算。 
  バイト
[byte : B]
一般には、8ビットの列で表したデータの単位。8桁の2進数に相当する。
データの大きさ、主記憶や補助記憶の記憶容量の単位。 
  バイナリ
[binary]
2進、2分、2値などを意味する語 
  ハイパーテキスト
[hyper text]
情報を、項目ごとに整理し論理的なリンク構造を与えた文書データ。最初に表示した画面から別の画面を次々に表示させるなど、今までのテキストファイルとは異なる利用分野を形成した。 
  ハイパーリンク
[hyper link]
WWWページ上の文字をクリックすると、あらかじめ指定した別のページやアンカーの位置などにジャンプする機能。 
  パイプライン処理
[pipelined architecture]
コンピュータの高速化の一技法で、命令処理の過程で、逐次的にではなく複数の命令をオーバラップさせながら処理していく方式。 
  配列
[array]
有限個の同じ型の変数の要素を表の形に並べたもの。各要素は、配列名とその順序につけた添え字により参照が可能である。 
  バグ
[bug]
意図とは異なる処理、誤動作、暴走などの原因となるプログラム中の誤り。 
  バス
[bus]
CPU、主記憶装置、入出力装置相互間の信号の転送等に使用する共通路で、共通路を利用することでシステムの簡素化を図ることができる。 
  パス
[path]
ファイルをディレクトリという単位で管理する階層型ファイルシステムでは、ファイルはディレクトリの階層の下につくため、特定のファイルを見つけるためには、いくつかのディレクトリをたどる必要がある。
  パスワード
[password]
コンピュータ、端末、回線、ファイル等の正当なアクセス権を有する利用者本人かどうかを識別する文字列。 
  パソコン
[personal computer : PC]
マイクロプロセッサー、RAM、ROM、キーボード、ディスプレイ装置、フロッピーディスク装置、入出力インターフェースなどを組み合わせて構成した小規模なコンピュータシステムを言う
  パソコン通信
[PC communication]
パソコンで電話回線を通じてホストコンピュータと通信したり、業者から情報サービスを受けたりすること。 
  パック
[pack]
ゾーン形式の数値を演算の際にパック形式に変換すること。 
  バックアップ
[back up]
システム障害に備えて、代行できるシステムを用意すること、また実際に代行すること。主としてハードウェア面では待機システムをソフトウェア面ではその複製をさす。 
  パック10進数
[packed decimal number]
パック形式で表現した10進数。10進数の各桁を4ビットのBCDコードで表し、最下位4ビットで符号を示す形式。 
  パッケージソフト
[package software]
個々のユーザの異なる用途のために個別に受注し開発したソフトではなく、ある機種に合わせて多くの人が同じ目的で使えるように考慮して商品化したソフト。 
  ハッシュ関数
[hash function]
キーの分布の偏りを考慮したうえで、ハッシュ表に無駄を作らず、しかもできるだけ均等に配分する関数が望ましい。 
  8進数
[octal numbers]
8進法で用いる数字、または8進法で表した数。 
  8進法
[octal notation]
8を基数とする数の記数法で8個の数字(0〜7)を用いる。2進法で表現した3ビットを1桁で表す。 
  バッチ処理
[batch processing]
データ処理の一形態で、データをある一定の分量、または一定の時点になるまでためておき、一度にまとめて順に処理する方式で、一括処理方式ともいう。 
  バッファ記憶装置
[buffer storage]
データ処理システムの構成要素間の処理速度の違い、情報要素間の事象の発生時間を補正するために用いる記憶装置。 
  ハブ
[hub]
スター型LANの中心におかれるマルチポートリピータ。LANの中心におかれるが、あくまでもリピータであり、特に高度な交換や蓄積を行うことはしない。 
  パラレルインタフェース
[parallel interface]
複数の信号線をもつ機器間におくインタフェースで、高速なデータ転送を行う。 
  半加算器
[half adder]
入力と出力とを表のように関係づけた組み合わせ回路。すなわち1桁の2進数AとBの2つの入力により、桁上げなしの和S、および桁上げ数Cの2つを出力する。 
  バンク
[bank]
・メモリの論理ユニットのこと。64キロバイトの容量が1ユニットのことが多い。
・パソコンではメモリを拡張する方法として、バンク切り替え(memory bank changing) 
  ハングアップ
[hang up]
システムが何らかの理由で正常な動作をしなくなり、通常なら受け付けるキーボードからの情報を受け付けなくなってしまう動作。 
  ハンディスキャナ
[handy scanner]
画像入力機器の一種、走査型の携帯用のグラフィックパターン読み取り装置。 
  半導体記憶装置
[semiconductor memory device]
ディスクキャッシュ、ICメモリ、ICカード、CCD 
  汎用コンピュータ
[general purpose computer]
事務計算、科学計算あるいは経営計算の区別なく、広い範囲の問題処理や利用が可能なように設計したコンピュータ。 
  汎用プログラム言語
[versatile programming language]
プログラム言語のうち、比較的広い分野で多目的に使用できる仕様のプログラム言語。