情報処理基本用語(さ〜そ)
        目次
   正規化
[normalization]
・浮動小数点表示で、ある数の小数部があらかじめ定められた範囲内にはいるように指数部と小数部を調整すること。
・関係データベースで、データの独立性を保つために行うデータのグルーピングのこと。 
   制御機能
[control function]
中央処理装置内の制御装置の果たす機能。 
   制御装置
[control unit]
コンピュータの基本装置のひとつで、他の装置を制御する装置。主記憶装置に記憶してある命令を順に読み出して解読し、処理に必要な指示を入力装置、記憶装置、演算装置および出力装置に対して与え、処理を自動的に連続して行うように制御する。 
   制御プログラム
[control program]
コンピュータを無駄なく有効に利用するために、コンピュータ全体の作業の流れを監視し制御するプログラムで、処理プログラムとともに、重要なプログラムである。 
   整数演算
[integer arithmetic operation]
整数型のデータ形式で行う演算。 
   性能
[performance]
コンピュータシステムの性能は、処理能力とも呼ばれ、通常は単位時間当たりに処理できる仕事量で表す。
   セキュリティ
[security]
コンピュータの資源を破壊、障害、盗用、悪用などの犯罪等から守ること。 
   セキュリティ管理
[security management]
コンピュータシステムのセキュリティを維持するために、管理基準や管理体制を作り、教育、訓練、監査などを行うこと。 
  セクタ
[sector]
磁気ディスク等の記憶媒体は、記録面を複数のトラックに分割し、任意のトラックをアクセスできるようにしてあります。その、分割したトラックをさらに分割した最小単位をセクタといい、大きいデータは、複数のセクタにまたがって記録します。
   セグメント
[segment]
プログラムやデータをいくつかの部分に分割し、それ自体で完結した処理ができる、あるいは処理の対象となるまとまりのこと。 
   セション
[session]
・データ通信の会話処理における会話のひとつの単位を表す概念。
・ログイン手続きにより、システムのコマンドを使える状態になってから、ログアウト手続きにより使い終わるまでの間。 
   絶対値表現
[absolute value representation]
正負の数値を表現するために符号ビットと絶対値を独立に設定し数値を表現する方法。 
   セットアップ
[setup]
新規のハードウェア構成要素を互いに接続し適切な設定を行い、記憶媒体の初期化、基本ソフトウェアのインストール、アプリケーションソフトのカスタマイズなどを行う作業。 
   セプテット
[septet]
7ビットで表現したコード。7ビットバイトともいう。 
   セレクタチャネル
[selector channel : SLC]
補助記憶装置に接続するチャネルの一種。接続してある複数台の周辺装置のうち1回に1台の装置だけを制御できる構造のチャネルをさす。 
   全加算器
[full adder : FA]
2つの1ビット数の和をつくる組み合わせ回路。 
   線形探索
[linear search]
配列、またはリストにあるデータを一端から順に探索する技法。 
   センサ
[sensor]
機器、システムに感覚機能を実現する際、外界情報を検出するために利用する素子。 
   セントロニクスインターフェース
[centronics interface]
アメリカのセントロニクス社が定めたパソコンとプリンタの間をつなぐ8ビットパラレルインタフェース規格。 
   専用回線
[dedicated circuit]
あらかじめ決めた2地点間通信のように、範囲を限定した通信のときに固定的に接続する通信回線。 
   専用端末
[special-purpose terminal]
業務、業種ごとに最適な稼動が得られるように特化された端末装置。