情報処理基本用語(さ〜そ)
        目次
   垂直パリティチェック
[vertical parity check]
符号の転送誤りを検出する冗長検査方式での一種で、一文字単位でデータ誤りを検出する方式。 
   垂直分散構成
[vertical distributed processing system]
ホストコンピュータに接続した複数のサブホストコンピュータ、さらにその下位に接続した多数の端末の間で、業務を分担して処理する方式。
   水平パリティチェック
[horizontal parity check]
符号の転送誤りを検出する冗長検査方式での一種で、データブロック単位に誤りを検出する方式で、送信側でデータブロックごとにBCCと呼ぶ冗長符号を付加する。 
   水平分散構成
[horizontal distributed processing system]
同規模のコンピュータを多数並べ、それぞれ得意とする機能を分担して処理する分散処理方式で、コンピュータ間に基本的に上下関係はなく、それぞれ対等である。
   数値演算プロセッサ
[floating point unit : FPU]
マイクロプロセッサの浮動小数点の数値演算を行う部分。 
   スーパコンピュータ
[super computer]
同時代の標準的なコンピュータに比較して、はるかに高速なコンピュータ。 
   スクリプト
[script]
定型化された手順を記述した命令群。 
   スクリプト言語
[script language]
ある目的のスクリプトを記述する言語。 
   スケジューラ
[scheduler]
オペレーティングシステムは、複数のジョブを、そのジョブ制御言語から実行の優先順位等を解釈し、システム資源を配分しジョブの実行順序を決定する。 
   スケジューリング
[scheduling]
システム資源を有効に活用するために、各装置を利用する時間を適正に配分すること、またはそのためのオペレーティングシステムのプログラム機能。 
   スタック
[stack]
後入れ先出しのデータ構造。後入れ先出し記憶装置または記憶領域をさすこともある。 
   スタティックRAM
[static RAM : S-RAM]
2個のトランジスタによるフリップフロップ回路を多数組み込んだICメモリの一種。 
   スタブ
[stub]
・上位レベルのモジュールまたはモジュールの集まりをテストするために下位レベルの未完成モジュールのインタフェース部分だけを設定したテスト用のプログラム。
・RPCで、あるプログラムが別のプログラム中の手続きを呼び出すとき、引数と結果を授受するモジュール。 
   スタンドアロン
[stand alone]
パソコンを他のコンピュータやパソコンと接続しないで、単体で利用する形態、または独立型の機器。 
   ストア
[store]
レコードをファイルに書き込むことなど、データの記憶装置への格納。 
   スパイラルモデル
[spiral model]
ウォータフォールモデルとプロトタイプモデルの両方の手法を折衷したモデル。 
   スプール
[spool]
資源の効率的運用を図ることを目的に、中央処理装置のジョブと入出力処理を平行して行うこと。 
   スラッシング
[thrashing]
仮想記憶方式で、非常に頻繁にページングを行うこと。 
   スループット
[throughput]
・単位時間当たり処理できる仕事量。
・データ転送の効率の意味でも、用いられているようになっている。 
   スレッド
[thread]
マルチタスク処理を行うオペレーティングシステムでの処理の基本単位。 
   スワッピング
[swapping]
・主記憶装置の領域の内容と補助記憶装置の領域の内容を交換する処理。
・プログラミングでは、2箇所の記憶領域の内容を互いに入れ換えること。