Espresso のページ (仮公開)
まー、せっかくだからコーヒーでも飲んでくかい?っていっても自分のクルマ眺めながら飲むために淹れてるだけだから、口に合うかわからんけどね。まぁそこはカンベンしてくれってことで。あ、そうそう、コーヒーていっても、ホラ、イタ車乗りだからエスプレッソだかんね。そこもカンベンってコトで。

はじめに


image もともとね、習慣化してはなかったけどコーヒーは好きだった。幼稚園に入ったばかりの頃、近所のショッピングセンターの喫茶店から漂ってきた香ばしいウェハースを連想させる匂いとか、小学生だか中学生の頃、夏休みに寝台特急でいなかに行くときに車内で買ったアイス缶コーヒーが子供の味覚でも美味いと感じたあたりが多分要因。
でも、生活が変わると飲まなくなったりで、まぁ、フツウにコーヒー好きといった程度だったけど、弟(これまたイタ車乗り→馬鹿兄弟w)からもらったイタリア土産のマキネッタ(直火式エスプレッソメーカー)が、実に「理系ゴコロ」の根っこをくすぐってくれるもんだから、すっかりハマってしまった。

ちけ式(って言うほどでもない)マキネッタ抽出法


・大気圧+αの圧でギリギリ抽出できる粉の量にしておくこと。
  あまり粉を詰めるとボイラー内圧が高くなり沸点が高くなってしまう。ことによっては水温が100度を超える。これだけでも抽出には悪条件なうえ、その湯がフィルタバスケット内〜抽出口に達して圧が下がると、そこで沸騰してしまうようで、渋味,雑味寄りの味になり、香りも飛んでしまう。

・できれば沸騰直前にフィルタバスケットをセットする。
  抽出開始までの間に粉の温度が上がってしまい、香りが飛んで部屋だけがいい香りになってしまう。

・ボイラー内の水量は慎重に加減する。
  水量は抽出温度に影響しているようだ。ボイラーの形状や対流の状態,加熱位置によって沸騰していてもフィルタバスケットへ押し込まれる湯は沸点以下の温度となることがあるようだ。これを利用して90〜95度の理想的な温度での抽出を目指す。

・沸騰が近づいたらとろ火「以下」に。
  イタリアのガスコンロにはマキネッタ用のミニコンロが付いている。日本のコンロではとろ火でも強すぎ。ボイラーの端を加熱するなり、遮熱板を作るなり、「ふーふー(笑)」するなりして、とにかく穏やかに最低限の沸騰状態をキープさせ、途切れず黒蜜が垂れるように抽出させることを目指す。

・ガンバリすぎない(笑)
  抽出開始から30秒くらいでやめる。抽出できた量の多少によらずこれを超えると苦く渋く雑味が増える。まぁ豆にもよるけど。この辺のカンジがポンプ式のマシンと同じなのは興味深い。ポンプ式で淹れたことないけど(笑)マキネッタの場合抽出開始までの時間のコントロールも難しく、とろ火以下にしすぎると、いわゆる「蒸らし」の時間が長くなり過ぎてしまう。見えないだけに、ここはもう五感を研ぎ澄ませて湯がフィルタバスケットを満たすのを察知するしかない。風味への影響が大きい部分だが、いつも同じ温度,時間で蒸らすためには超能力が必要かもしれない(笑)。

・計れるものは計ること。
  今回の「まぐれ」を次回に再現させるために。迷宮に入り込まないために。

伊式茶道具


image マキネッタ 1号器

image マキネッタ 2号器

image マキネッタ 3号器 DeLonghi EMK2J

image レバーマシン La Pavoni Professional PR < Copper-Brass >

image コーヒーグラインダー maestro plus (マイナーチェンジ版)

image ドリップ式コーヒーメーカ devicaStyle CA-3S

image その他


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