1980年デビュー組

ようやく男性アイドルも世代交代、田原俊彦のデビューで新しいタイプの出現となるわけですが、
女性アイドルと同じくここにも立ち遅れた人、フライングのまま突っ走っちゃった人…と各々の
悲喜こもごもが窺えます。まぁたのきんのデビューは既に決まってたわけだから他の事務所は
様子見ながら…ってトコだったのかしら。

 ＡＮＫＨ（アンク）
●メンバーは柴谷英樹・大野祥孝・曽我泰久・長谷部徹・伊藤栄悟・松原秀樹（写真左より）。
リトルギャングの頃からの曽我・松原両氏への寵愛ぶりが感じられて或る意味微笑ましいグループ。
ゴリ押しでデビューさせアニメ主題歌まで歌わせる念の入れようには頭が下がります。その後グッバイと
ジャPAニーズ、とたのきんの脇を固めさせるのもニクイ配置。他の４人は寄せ集め？サウンドは本格的で
そちらのファンもいるようですね。長谷部クンは甲斐智枝美のダンナで、ドラマのサウンドプロデュース的な
部分で今も名前をよく見ます。他の人もルックスは上級、もしかして古株二人よりも…あわわ。

シングル：　「イマジネーション　/　至近距離（クローズ・アップ）」　FLS-1075　80.07.
　　　　　　　「未来に向かって　/　鉄腕アトム」　80.10.21.
大村波彦
●自分で企画したとはいえ、この人を私のHP上で紹介する日が来るとは…というくらいニガテな方。
いえ、本人にはまったく落ち度がないんですけどね。苦味ばしったいいオトコなんでしょ、それならそれでいいわ。
まだいらっしゃるらしいので頑張って下さいませ。

シングル：　「DREAM　R&R　POWER　/　MOONLIGHT,STARLIGHT」　AK-684-A
　　　　　　　「ライフッフッフッ　/　モア・クール」　AK-756-A
　　　　　　　「飛びかかれ、時間に　/　たそがれアーバン・タイム」　AH-23-A　81.02.
北詰友樹
●彼こそかっこいい俳優の代表格でしょう。少女漫画の王子様といった感じか？「エースをねらえ！」の
藤堂さんとか似合いそうだけど汗かくとマズいのよね（何がよ・笑）。実際とのギャップを埋めるべく
最後までかなりのご苦労を重ねて来られたと思うと愛しさが一層募ります。引退して普通のサラリーマン
とかいう噂ですが、お幸せである事を祈ります。歌はおまけかな。

シングル：　「卒業　/　青春との別れ」　ETP-10694　80.04.05.
　　　　　　　「熱い旅　/　哀しみ発レイニー・トレイン」　ETP-17085　80.11.21.
　　　　　　　「ＤＥＣＥＭＢＥＲ　/　恋はエトランゼ」　ETP-17240　81.10.21.
北原裕
●もともと印象薄いスタ誕出身80年代男性アイドルの中でも更に希薄な存在。デビュー曲でアニメ（しかも
お子様向け）主題歌を歌わせる為に事務所はわざわざスカウトしたのか、それとも他の使用法の言い訳
作りのためのデビューだったのか？おうたも、ねぇ。これでいいの？って感じ。何やら同姓同名の歌手の方が
子供向け歌謡業界に今もいるみたいなのでただいま捜索中です。

シングル：　「愛は今から　/　裸足のあいつ」　06SH769　80.
　　　　　　　「恋のレトリック　/　罪な想い出」　07SH998　81.
阪本良介
●どちらかというと70年代の学園ドラマの主要メンバー的な印象が強いんですが、よく考えたら
この人も特撮モノに出てるのね。ファンサイトもあってびっくりしました。ご本人現役で二度びっくり。
歌はタイトルが物語る、というかそのまんまで3分間寝なかった私を褒めてあげたい。80年よねホントに？
まぁ俳優さんなのでいいでしょ。シングルのほか、特撮モノのオムニバスにソロ曲があるらしいです。

シングル：　「青春は手さぐり　/　君のうしろに海がある」　GK-361　80.
　　　　　　　「湘南夕まぐれ　/　　　　　　」　80.
スコッチ
●君スタのチャンピオンだけあって歌は確かに上手いわ。でもこんなへんちょこりんな名前でデビュー
しなければもう少し芸能人として生き残れると思うんだけど（それも微妙だけどね）。くわしくは（といっても
大した事は書いてませんが）リンクをご覧下さいませ。

シングル：　「君はナチュラル　/　Like　a　Sister」　RS-213
花三郎
●くわしくはリンクをごらんくださいませ。私もこの人の本当の活動はよく解っておらずこれがデビュー曲かも
不明なのですがとりあえず記載しておきます。他にもシングル出てるので、ご存知の方がいらっしゃいましたら
（かなりディープな方とは思いますが）ご教示くださいませ。

シングル：　「アマンにもなれない　/　ジェラシー東京」　CW-1897　80.
　　　　　　　（判明分のみ）
原田ヒロシ
●民謡とオールディーズとロックンロールの奇妙な融合で劇的なデビューを果たした原田さん。
近田春男氏が絡んでるとのことで納得。基本は演歌ですが合間合間のポップス作品は質が高くて
シブい大人の歌って感じ。今も現役で歌ってらっしゃるのでますますのご活躍を期待したいところです。
彼のプロデュースした新人もいいわよ。

シングル：　「ロンリー・ガール　/　思い出の街角」　RS-222　80.09.25.
　　　　　　　「さすらい追分　/　ふるさと灯り」　82.
　　　　　　　「雪のれん　/　おまえに決めた」　84.
　　　　　　　「さっちゃん　/　積丹の親爺」　86.
　　　　　　　「横浜チカチカ物語　/　横浜ホイホイ」　87.
　　　　　　　「望郷さすらい港町　/　　　　　　」　88.
　　　　　　　「クリフサイドのリリー　/　三吉橋界隈」　89.（ジャケはサンプル盤、正規はCD）
　　　　　　　「はぐれ雲　/　　　　　　　」　90.
　　　　　　　「北国かぞえ唄　/　　　　　　」　91.
　　　　　　　「北の潮鳴り　/　　　　　　　」　93.
　　　　　　　「港のセレナーデ　/　この曲が終わるまで」　94.
　　　　　　　「酒ちょうだい　/　この指とまれ」　98.
水上功治
●だからよく知らないんだってば。このシングルにしたって、そういえば一時期水上卓と間違えたなぁ
という遠い想い出のせいで買っただけなのよ。このジャケがなければ一応聴ける曲ではあります。
俳優履歴を調べてみたら『セーラー服百合族』に出演ですって。観に行ったけど記憶にはなかった、
ごめんね。でも葉山レイ子のVシネにも出てる辺り女性のセンスは合いそう。

シングル：　「シーサイド・ホテル　/　センチメンタル・ヨーヨー」　6P-8　80.
山崎誠
→こちらをごらんくださいませ
●70年代を極度に引き摺った曲・コンセプト・そしてルックス。しかも今さら秀樹と五郎の複合型というのが
すでに終わってます。ジャギー体操の第一人者とかハッタリかまして奥様番組あたりでいやらしく
売り出してたら多少は違う結果だったかも、デビュー曲のジャケ写はちらっとその層を狙ってるでしょ（笑）。
でも実はかなり好きなのよネェ、オトコもエロがなくちゃね。

シングル：　「ジャギーガールＮｏ．１　/　ドリーム」　AK-607　80.04.
　　　　　　　「ジャギー・イン・ザ・スペース　/　ひと夜のフラメンコ」　AK-689　80.08.
ロミオ
●一応この年のデビューみたいです。ホントはこの人たちの事についてはほぼ知りません。
メンバー紹介はリンク先をご覧下さい。とてもセカンドは出てそうにないわね。

シングル：　「それはないよ子猫ちゃん　/　しあわせ色の猫」　DQQ5025　80.





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