旬の八千代市(八千代の水辺)
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2月:桑納川を上る |
今年は「八千代の水辺」と題して、八千代市に流れる河川のうち高津川・桑納川・神崎川の3流域の四季(旬)を順に尋ねています。今月は桑納川をさか上って見ます。 桑納川は八千代市の中央南北に流れる通称「新川」に注ぎ込む川で2番目に大きい川です。その注ぎ口には富士美橋が架かっています。左上写真が桑納川側から写したものです。 桑納川と言われるから養蚕に関係あるか思いきや違うようです。隣りの地区は神野と言いますが、桑納は神納と書いた時代もあった様で「神納」が意味合いがあっているようです。 富士美橋を後にして桑納川を上り一番先の橋は「桑納橋」、次は「桑橋」と続きます。すると左側に水生植物園」が川伝えに続きますが今は冬の性か何も生えていません。水生植物園の土手には、まだ葉もない花だけのタンポポがところどころに咲いていました。3番目の橋が「たか橋」。その先に花輪川との合流点があります(写真:左下)。花輪川は環境NPO法人「オイコス」が活動するエリアで右写真がその看板です。 その合流点からさらに進むと「睦橋」になります。睦橋の右側の人家の梅は満開に咲き誇っており、睦橋との写真に挑戦したのですが失敗しておりましたので紹介を避けました。次の橋は名が分かりません。その1・2キロ先が金堀橋で同じ作りの橋でした。この辺までは右側がは船橋市で左側が八千代市すから今後は睦橋までの旬を追いたいと思います。撮影は2月7日。 |
3月:神崎川の風景 |
先月は桑納は神納だったらしい。隣りの地区は神野ということを紹介しましたが、今月は神崎川の風景と題して神崎川を訪ねます。地名に興味がわきますが本題の神埼川の風景で進みます。神崎川の新川への注ぎ口の橋には名が刻まれておりません。新川両岸に今咲いている河津桜を入れて撮影したのが左上写真です。この橋から神崎川を上りますと最初に神埼橋(右写真)に着きます。写真の手前が印西市で橋向こうが八千代市となおります。神崎橋からさらに遡ると佐山橋・佐山第2橋・小池橋と続きますが、神崎川の両岸には立ち枯れたヨシがぎっしりと生えており、夏には多分水面が見なくなる位に成長することでしょう。舗装された両岸の農道脇には「ホトケノザ」や「ペンペン草」などが生えており、ところどころでは可愛らしい「イヌノフグリ」の花が咲いておりました。また、タンポポも土に這うように花だけ咲いておりました。 船橋市の近くになると水鳥が泳ぎ、川の中には鯉が泳ぐ姿も見え、撮影したものの風景にはならなかったため省略します。その付近から船橋方面を撮影したのが左下の風景です。写真奥に一直線に伸びているのが北総電鉄ですが分かるでしょうか。田園風景を含めて、作業の人々や鳥・草花などを紹介できればきっと面白い「八千代の水辺」が出来るのでは・・と。撮影は3月5日。 |