旬の八千代市(八千代の水辺)

2016年「バラを求めて」                
2015年「新川の四季」 2014年「学びの庭」 2013年「小さな社」 2012年「道端の石造物」 2011年「八千代の水辺U」
2010年「八千代の八駅」 2009年「八千代の水辺」 2008年「団地の四季」 2007年「花園・花壇」 2006年「街角風景」
2005年「公園散策」   2004年「文化を追って」   2003年「街路樹・並木道」   2002年「ふるさと50景」   2001年「旬の八千代市」
                 


はじめに 1月:高津川を探せ 2月:桑納川を上る 3月:神崎川の風景 4月:高津川の春 5月:桑納川の春景色 6月:神崎川の初夏
7月:高津川の夏 8月:夏の桑納川 9月:神崎川の秋 10月:高津川の紅葉 11月:桑納川の秋 12月:晩秋の神崎川


はじめに
 今年は「八千代の水辺」と題して、八千代市に流れる河川のうち高津川・桑納川・神崎川の3流域の四季(旬)を順に尋ねてみます。
 八千代市の中央南北に流れる通称「新川」は八千代市のシンボルという表現がYY八千代(ケーブルTV)や商工やちよでようやく言われる様になりました。高津川はその新川が放流する花見川に注ぎ太平洋に流れ、桑納川と神崎川は新川に合流し印旛沼へ、そして印旛沼から利根川に注ぎ、太平洋に流れ込みます。
 都市化が進む八千代市では通称高津川(左上写真)のように生活用水路と化し、地図上のみではなく実際の表示にも川の名すら分からなくなっている河川があります。しかし、桑納川(右写真)の様に新川の注ぎ口にもまだまだ自然が一杯残っている河川もあります。
 神崎川(写真左下)は新川平戸橋下流で合流し、印旛沼へと流れ込みますがここも自然が一杯残っています。旬を感じさせてくれるだろうと期待して取材してみます。
 写真は左上が県道262号に架かる高津橋、右が新川と桑納川の合流点に架かる「富士美橋」。最下段が神崎川と新川の合流点にかかる「新神崎橋?(明記されていないので不明)」。橋の手前が通称新川。
 
1月:高津川を探せ
 高津川の花見川への注ぎ口は新川と花見川の分水嶺の大和田機場より数百M南に位置する京成電鉄の鉄橋の直ぐ南側(写真左上)です。ここから八千代市と千葉市の境界線として西に走り、大和田と八千代台の境界線となる付近から北へ向きを変え、京成電鉄の下へモグリ込み、渡りきるとすぐ現れます。まっすぐに北上し、大和田南小を横目に高津橋(「はじめに」の欄の左上の写真)をくぐり、東側へ向きを変えながら高津観音手前で高津方面と習志野方面と分かれます。水路の本流は河川巾から見ても、数百M上ったバス亭(写真右)から判断しても習志野方面が間違いないようです。
 しかし、高津川だから高津方面へ行って見ます。東高津中の下をくぐり汚水処理場付近で河川らしきものが道路脇に現れますが、すぐ高津団地の下へ2本の配管でもぐりこみます。仕方なく、高津団地の中央を流れる河川に通じるのではと思い、高津中脇に出てみました。高津中脇の河川が左下の写真で手前の道路の反対側を見ると何となく地下をくぐり、先程の高津団地の地下へもぐり込んだ高津小鳥の森脇の2本の配管の場所あたりに行くような気がします。
 その小川(左写真:写真右側が高津中)は高津団地中央を流れ木々豊かな所であり旬を伝えるには伝えやすい環境ですが、春には高津川の本流をめざします。地図上では俗称「新幕張通り」数メートル離れながら平行し八千代台方面に進み、自衛隊官舎付近では習志野市側になり、少し上るとまた八千代市側になります。自衛隊練習場の最南端で河川は西にカーブをとり完全に習志野市に入りますので、八千代市の旬ではこの辺までが限界でしょう。では、春の旬の報告まで。

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