旬の八千代市(八千代の水辺)

各年度のテーマに移行する場合は「八千代の水辺」のトップページから。ここをクリック。


はじめに 1月:高津川を探せ 2月:桑納川を上る 3月:神崎川の風景 4月:高津川の春 5月:桑納川の春景色 6月:神崎川の初夏
7月:高津川の夏 8月:夏の桑納川 9月:神崎川の秋 10月:高津川の紅葉 11月:桑納川の秋 12月:晩秋の神崎川


4月:高津川の春
 今年は「八千代の水辺」と題して、八千代市に流れる河川のうち高津川・桑納川・神崎川の3流域の四季(旬)を順に尋ねています。今月は高津川の春を紹介します。春一番は「梅」。
 高津橋の上流数メートル先に高津東公園があり、近年に整備されたばかりの閑静とした住宅街で公園の完成記念碑には平成11年3月吉日とあります。水面と共に写すと分かり難いですが数本の梅が分かるでしょうか(写真左上:3月2日撮影)
 高津川の花見川への注ぎ口は菜の花で一杯です。菜の花がすばらしく京成電車と写したかったのですが・・・・。成田街道の大和橋(大和田機場のところ)の下流に京成電鉄の鉄橋が有りますが、そこから数十メートルが菜の花で一杯の土手が続きます。菜の花はこのサイトの「新川風景」で紹介しますのでそちらでご覧願います。(写真右上:3月15日撮影)
 日本の春は桜ですね。高津川流域で一番の桜は大和田南小学校の桜でしょう。高津川の水面は普段は非常に低く撮影に苦労しますが、ひとたび雨が降るとアット言う間に増水します。近年ようやく洪水がなくなり、安全な住宅街に生まれ変わってきました(写真は左下:大和田南小体育館脇4月6日撮影)。
 高津川の花見川への注ぎ口は桜が開花すると菜の花と競演で見事ですが桜は千葉市側、菜の花は八千代市側なのです。4月7日撮影ですが追加掲載することにしました。←が注ぎ口です。分かりにくいですね。
 いかがですか、コンクリートで固められ地図上にも現地にも河川名が消された高津川ですが、四季はすばらしいと思いませんか。市民の力でもっともっと素晴らしい河川にしたいものです。
 
5月:桑納川の春風景
 桑納川の春と言えば、やはり田園風景でしょうか。5月始めは田植えの最盛期。広々とした田園の中央を桑納川が流れ、川土手に生えるヨモギやヨシやセイタカアワダチソウなどはまだ生えていませんがその水位は低く水面すら写すのに難しい風景でした。まわりの高台から写して見ましたが写真中央の橋が桑納橋で左側にかすかに写っているのが富士美橋です。分かりにくいですね(5月1日)。ただ見事な水田風景は分かると思います。田植えが終了した時点で差し替えて見ましたがやはり分かり難いですね(5月14日)。1週間前(4月23日)に菜の花と桑納川の景色を撮影した写真を右側に紹介します。水面を写すと田園風景が見えなくなります。
 八千代の花は「ばら」ですが、新川の「のばら」に関心ある市民は少ないかも知れません? しかし新川に咲く「野ばら」もすばらしいですよ。新川では城橋・八千代橋間が一番密集して咲きます。桑納川での「野ばら」は桑納橋下流が密集しております。10日に伺ったところ「野ばら」が咲いておりました。写真の橋は桑納橋で手前の「野ばら」がなんとも可愛らしいでしょう。写真一杯に枯れ草らしきものが写っているのが紛れなく枯れ草です。夏にはこんなに高く生い茂ってしまうのです(5月10日)。桑納川の春景色では水草の風景も是非紹介したい風景です。川岸の両側から半円形に生育して突き出しているのが分かるでしょうか。手前の雑草は違います。毎年、春先になると黄緑のきれいな葉の水草が川岸一杯に延びてきます。大変きれいですよ。水草の名前を是非教えてほしいものです。釣りの方も名前は知りませんでした(5月14日)。

back