旬の八千代市(八千代の水辺U)

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はじめに 1月:勝田川の工事 2月:高野川の紹介 3月:花輪川の春 4月:勝田川の春 5月:高野川と印旛沼 6月:花輪川の初夏
7月:勝田川の夏 8月:夏の高野川 9月:花輪川の秋 10月:勝田川と国道 11月:高野川の秋 12月:晩秋の花輪川


6月:花輪川の初夏
 「花輪川の初夏」の取材は3月の「花輪川の春」の逆コースをたどることにした。花輪川が地価に潜る場所の入り口にはドクダミ草がいっぱい咲いていた。左写真左手前の白い花がドクダミ草で、写真中央の流れが花輪川、太陽の光で白く光っている。写真左手が土手となり、右手が道路で、その右手は東葉高速鉄道車庫のコンクリートの絶壁が続く。 左側の土手からは湧き水がチョロチョロと花輪川に流れ込む。その土手は竹やぶが多く、ところどころにドクダミ草が生い茂っている。その土手に人家が見える場所まで来ると、右側のコンクリート壁も亡くなっていて後ろには車庫の電車が見える。その人家の紫陽花と花輪川を写したのが右写真だ。この辺から花輪川はカクカクと曲がりながら花輪橋まで続く。5〜6曲がりで花輪橋に着く。 花輪橋から川は一変する。川底には葦などが生い茂り水の流れを探すのがやっととなる。花輪橋から更に下流に進むと、この川を活動拠点としているNPO法人「オイコス」が開く水の学校に使われる階段状の土手に着く。。その丁度下流から土橋方面を撮影したのが左写真。手前にはヒメジョオンの花が咲いていた。川底の葦の見事さには驚きを隠せない。これが桑納川との合流点まで続く。(6月15日取材)
7月:勝田川の夏
 花見川に注ぐ勝田川最初の橋の管理橋には月見草が咲き誇っていた。写真は花見川との分疑点より撮影したもので管理橋と勝田川橋が映っている。次の馬橋付近では1月に紹介した勝田川工事の工事車両が河川工事中だった。さらに勝田川を上り栄橋付近で民家のひまわりを入れて栄橋を撮影できた。やはり夏には「ひまわり」が似合う。 山内橋から上流の河川風景は一変し、葦などが生い茂る中央を1メートルほどの川幅の勝田川となる。その中にも河川工事の工事車両があった。
 その工事前線にはセリの花が咲き誇っていた。セリと言えば春の七草。雪国生れの私のセリのイメージは雪解け水が直接雪から滴る清らかな小川の岸辺にキリリと顔を出している姿である。しかし、勝田川で見るセリは工事最前線で“とうせんぼ”のように見える。右写真奥手中央の盛り上がっているのが工事中の土手、手前がセリの花だがわかるだろうか。
 今日はさらに上流の三春野橋まで足を伸ばした。三春野橋からは田園風景と異なり右手が住宅街となる。住宅街と勝田川の間には桜並木があり、整備された道路がある。桜並木・道路・住宅街は勝田川より数メートル高台になっていて、勝田川に下りる箇所がない。相当遠回りして勝田川側におりて撮影したのが左写真だ。写真左上の木々が桜並木であり、葦の群生の右側が勝田川だ。その右の田んぼの稲はまだ穂が出ていない。偶然にも鷺が飛び上がった瞬間にシャッターが押された様だ。(7月23日 曇り)

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