新 川 風 景 (新川と産業

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項番毎に月単位で1年かけて取材予定です。
1月:やちよ農業交流センター 2月:道の駅・ふるさとステーション 3月:最後の釣堀 4月:新川沿いの梨園
5月:新川沿いの牧場 6月:農業用揚水ポンプ場 7月:水田と土地改良碑 8月:農業用水門
9月:実りの稲穂 10月:どーんと祭り&収穫祭 11月:河川魚料理店 12月:はばたけ若人
 
1月:やちよ農業交流センター 
 「やちよ農業交流センター」は 八千代橋から撮影すると左写真のようになる。八千代橋上流に2次入札となった歩道橋が出来上がると農業センターと一緒の風景はどんなものであったろうか。
 このサイトの2008年「新川・橋の名」でも若干触れたが、その時は両側からアーチ型の橋が遊歩道に架かり、中央で交差する箇所で遊歩道にも両センターにも行き来できる橋をイメージし、橋の名も印旛沼方水路で活躍した二人の歴史的人物から採ったものをつけ、イベント時は二人の歴史的人物の名の付く鍋で競い合う光景を描きながらの提案であったが、政治の匂いがしたので削除し、今の表現と訂正したが・・・。
 橋を利用するのは我々世代で、建設費などを次世代に支払わせる仕組みではかなわないだろう。
 右写真はバーベキューが出きる庭で、駐車場はこの裏手にある。バーベキューを楽しむグループは八千代市民が多いだろうか。
 付近の新川副水路でザリガニなどを取っている家族連れには以外と船橋市民が多い。農業とのふれあいで半日程度の滞在型の施設と道の駅のように道路利用者の一時休憩またはトイレ使用の多い施設が一体として結ばなければならない理由はなんだろう。市議会を傍聴してみたが必要性より民意がどちらかの議論であった。市長選でも必要性を説明した演説は聞いていない。
 「やちよ農業交流センター」の設立目的は地元営農組織による観光農園、体験農園、市民農園等を一体的に整備し、農業の振興及び都市と農村の交流のできる場を創ることにより、農業の活性化を図ることだそうだが・・・。これで八千代農業は自立できるのだろうか。せめて隣接する農業法人は数年後には農業交流センター頼りでない自立した組織になれる企画にすべきであろう。
 八千代市を代表する農業の活性化は街の風景に大きな影響を与えるだろう。どろどろとした政治が新川にどんな風景をもたらしてきたか、また、もたらしていくか、いろんな角度から新川風景を追い続けたい。
 そう言えば、新川千本桜植栽事業が終了後に追加植栽としてこの辺一体に植えられた「桜」が何者かによってほとんどが伐採された2010年の夏の事件を思い出す。再度植えられた桜は数年後には何も言わずに美しい風景を見せてくれるだろう。(1月6日 取材)

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