このサイトの冒頭で八千代の産業は農業と不動産と紹介し、農業でも酪農や園芸が盛んな話しをしたが、日本農業の代表作物の「米」もまた新川流域では代表的な産業であります。新川流域というより印旛沼流域の方が的確であろう。印旛沼開拓と言えば日本を「代表する「米」農業の代表的開拓であり、土地改良の代表的なものであろう。
そこで全国の土地改良区という農家の組織で(全国に約6000組織)、農地の整備や農業水路の維持管理を行っているほか、住民の方と連携した地域づくりや地域農業の振興のための活動を行っている『水土里ネット』よりの情報では「印旛沼周辺は、7,000haもの広大な水田が広がる県下有数の米どころです。農業用水は印旛沼からポンプ場,用水路を通じて広大な水田地帯の隅々まで配水され、水田からの排水は排水路に集まり、ポンプ場から再び印旛沼に戻るといった地域内での循環かんがいが行われています。そして、かんがいの効果が十分発揮されるように、印旛沼土地改良区はこれらの農業水利施設を維持管理しています。」とあります。
そのポンプ場が新川流域には相当数見られます。
写真上は神尾橋付近にある宮田機場です。今年の田植えは10日から2週間ほど遅れ、早苗の丈はいまいちですが一面に広がる田園風景と神尾橋とその麓にある河川魚料理店(写真左の建物)です。写真右は新川とともに神尾橋から写した宮田機場です。(6月3日 取材) |