1979年デビュー組

レコ大最優秀新人賞が桑江知子。これが79年デビューアイドルの全てを語るという感じでしょう。NM系の竹内まりやや
宮本典子だってアイドル並のコトしてたしね。そんな春直前の真冬の中でデビューしたからにはそれなりの試練が皆さん
おありのようで(笑)。ちなみに翌年の金の鳩賞は“該当者なし”でした。




朝比奈マリア
●雪村いづみの娘。なんでこんな時期にデビューできたのかよくわかんないけど、
 タイトル通りの曲で聴けないわけではないです。歌もまぁまぁ歌える方で、それが
 面白くない原因かしら。お母さんのようにもっとお高い感じで歌ってほしかったかも。
 この後アニメ『わが青春のアルカディア』のサントラ盤でクレジットされてますが、
 未聴。シングルになってんのかな?


シングル: 「ディスコ・ギャル / 霧雨のあとで」 ALR-1010 79. アルファ

アルバム: 『MARIA』 ALR-6016 79.05.25.
池田典代
●アイドルではないんでしょうがデビュー曲の出来上がり方が素敵なので
記載しておきます。セカンドもまあまあ。その後アルフィーとの共演シングルでも
名前を見ますが本人かは不明。てゆーか今も現役なのよね、随分変貌されてますが。

シングル: 「アディオス / ひとねむり」 ORF-103 79. オレンジハウス
       「恋のジャイロ / サマーオレンヂの恋」 ORF-118 80.

アルバム: 『DREAM IN THE STREET』 ORF-5010
(判明分のみ)

井上望
●スタ誕らしいといえばらしい人。別に高田みづえあたりの路線でやってれば良かった
んだけど
どういう訳かアイドルに。「ルフラン」は歌ってて気持ちいいんですが、
あのジャケはいいの?さらに「好きだから」では最近の仔犬写真の先駆け?という位の
鼻アップ。魅力をクローズアップしたかったのかしら?後半の「恋のシュラシュシュ」で
微妙にハジケますがそこまででした。「哀しみよこんにちは」の裏ジャケは素敵過ぎ。

シングル: 「ルフラン / センチメンタル・コメディー」 SV-6593 ビクター
       「好きだから / 熱いまなざし」 SV-6628
       「花ねがわくば / ミスター・グッドバイ」 SV-6673
       「メイク・アップ・ミー / ウエルカム」 SV-6700
       「悲恋一号 / あのひとに知らせますか?」 SV-7021
       「シャドー・ボーイ / プリマドンナ」 SV-7046
       「おはようスパンク / 心の扉を誰かがたたく」 KV-2030
       「恋のシュラシュシュ / 反則ブギ」 SV-7113
       「哀しみよこんにちは / ワンダー・フルフル」 KV-2048
アルバム: 『プライベート・タイム』 SJX-20156
       『シャドー・ボーイ』 SJX-30034


大滝裕子
●ソニーの10周年記念アーチスト募集「ラブ・アイドル・アタック」でグランプリ、が
デビューのきっかけだったそうな。アイドルの枠にハマらない感じはありましたが、
そのデビューが79年9月…ムリだわねこりゃ。個人的には曲はどれも好きです。
「ミリオンキス」なんてカラオケ入んないかしら、眼ェひんむいて声張り上げるん
だけど。「YOKOHAMA〜」の時の前髪ナナメ切りはどうかと。

シングル: 「A BOY / 離愁」 06・5H-16  79.9. EPICソニー
       「ミリオン・キス / バタフライ」 06・SH-27 80.
       「YOKOHAMA24時 / YOKOHAMAヘッドライト」 06・5H-47 80.
       「恋のウォーミング・アップ /黄色いカブト虫」 07・5H-54 80.
       「異性 / P.S.アイ・ラブ・ユー」 07・5H-71 81.3.21.

アルバム: 『ミリオンキス』 25・3H-13 80. EPICソニー

尾形明美
●アニメ歌手としての方が有名な彼女ですが、アイドルデビューが先。これすら
本当のデビューかアヤシイ処。それくらい素材は完成されてます。
今も現役でご活躍中、頑張って下さい。

シングル: 「ふりむけないの / 銀座さすらいびと」 PK-159 コロムビア 79.
       「哀しみマイ・ハート / ラブ・トリック」 PK-166 79.10.1.
       「傘はじゃま /      」 AH-497
(判明分のみ、その後アニメソングのリリースあり)

川島なお美
●だん吉・なお美のおまけコーナー。どうでもいいけどアンタの絵、人に見せられる
モンなのかしら?と思ったけどいまの彼女を見ればあの絵も十二分に自信満々な
作品群だったのね、と納得。歌も小手先で歌ってるというかオチャメ系アイドル風
ウィスパー気味で、女子大生の当時からの荒廃ぶりが窺えます。マンドリーノって
ナニよ?と思ったら本人作詩。作詩家としての集大成が東芝でのラストの「BE BOP
CRAZY」、ペンネームが“NAO美”…ちょっとアンタ、クレイジー過ぎやしない?

シングル: 「シャンペンNo.5 /あなたの胸はドリーム・ランド」 キャニオン・C-134 79.04.21.
       「ハネムーン / こんなに幸せでいいのかしら」 エキスプレス・ETP-17155 81.
       「愛しのマンドリーノ / LOVE IS MYSTERY」 東芝・TP-17303 82.
       「ラブ・ミー・タイト / DO YOU WANNA LAST DANCE WITH ME?」 TP-17371 82.08.
       「Ash Wednesday / 右半分のドジな恋」 T10-1053 83.
       「GEMINI / Summer Vacation」 TP-17493 83.07.01.
       「涙・コパカバーナ/      」 TP-17581 84.02.01.
       「想い出のビッグ・ウェンズディ / グッバイ・シーズン」 TP-17644 84.
       「BE BOP CRAZY / 二十五歳(ヴァンサンカン)」 TP-17840 86.03.31.
       「涙の海 / 愛の嵐」 キング・KIDX-349 97.10.22.
       「薔薇の花みだら / 炎の微笑」 KIDS-383 98.05.08.
アルバム: 『ハロー!』 TP-90166
       『So Long』 TP-90205
       『シャワーのあとで』 
       『未・来・人』 TP-90275
       『銀幕のヒロイン』 TP-90299 84.09.21.
       『TOKIO APPLAUSE』 TP-90396 86.03.31.

NOW SEARCHING 木村美保
●未入手。小鳩くるみと競作の不気味なみんなのうた系ソングとお見受けしました。
ジャケ写は可愛いので機会があったら購入検討します。

シングル: 「白線流し / ワイングラスの指紋」 FS-2131 フィリップス 79.1.30.

クイーンエンジェルス
●くわしくはリンクをご覧下さい。当時の女子プロレスは好きだったんだけど、
全体的に記憶は薄いのでこの方たちの本業でのご活躍も覚えておりません。
曲はかっこいいですよ。

シングル: 「ローリング・ラブ / Mr.クライマックス」 06SH466 CBSソニー 79.03.01.
倉田まり子
●最初の印象は「華のないオンナ」。確かに歌はうまかったし、それなりに器用では
あったんだけど、どうも花開く気配は感じさせなかったなぁ。中期の安っぽい路線は
好きでしたが、偽テクノ歌謡「哀しみのポエジー」での取り憑かれたようなゼンマイ
仕掛け人形のフリは、タイアップを取ったピノキオの劇を意識してたのかしら?
後期はあだち充のアニメ主題歌うたいとしての地位を確立したかに見えましたが、
例の事件でアウト。でもあそこでスパッと辞めた処に彼女の真面目さが窺えました。
今のコならあれくらいネタにしてのし上がるわよね。

シングル: 「グラジュエイション / 気にしない」 GK-278
       「いつかあなたの歌が / 懐しきボーイ・フレンド」 GK-306
       「HOW!ワンダフル / 翼のない鳥」 GK-338
       「イヴニング・スキャンダル / ミスティー」 GK-380
       「June浪漫 / LAST TEENAGE SUMMER」 GK-400
       「DAY BY DAY / 罪to me」 K07S-14
       「さよならレイニー・ステーション / スウィート・リリー」 K07S−40
       「恋はライ・ライ・ライ / あなたへHurry Up」 K07S−160
       「恋はAmi Ami / ふたりの水平線」 K07S-177
       「哀しみのポエジー / ファンキー・ドールはファニー・ボーイ」 K07S-203
       「カナリヤ / 不思議な春」 K07S-264
       「冷たい雨 / 哀しみの中で」 K07S-308
       「春の嵐 / 春咲く乙女たち」 K07S-380
       「真夏のランナー / LOVE・イノセント」 K07S-3051
       「避暑地の出来事 / ENCORE(アンコール)」 K07S-451
       「青いフォトグラフ / 愛を翼にして」 K07S-472
       「恋人宣言 / 青空気分」 K07S-3065
アルバム: 『あなたにめぐり逢えて…』 SKS-90 79.11.21.
       『Stormy Weather』 K28A-1 80.06.21.
       『ダイアリー』 K28A-116 80.12.05.
       『Good Propotion』 K28A-178 81.07.21.
       『Twenty Girl 倉田まり子コンサート’81・ライヴ』 81.
       『MARIKO HISTORY』 82.
       『愛の蜃気楼』 K28A-262 82.06.21.
       『I Loveエキサイティング・ミニ』 K20A-478 84.
       『ファイブ・イヤーズ』 K28A-509 85.
ゴールデン・ペア
●こちらも女子プロレスの方。全体の人気があったのはわかりますが、
このキメ顔はどうかと思うんですけど。

シングル: 「ソーダ水のむこうに /      」 コロムビア
       「ミステリー・ラブ / ゴールデン・ヒーロー(ゴールデン・ペアのテーマ)」 PK-139 79.4.


児島由美
●やだぁこんなヒト知らないわぁ。ヤマハのポプコン関係だったようですが、当時の
記憶すらないし。この人で唯一記憶にあるのが、80年代半ば?にご本人が芸能界
の裏側(ぽいこと)を書かれた本が出版されておりまして、そこで本人堂々と「元アイ
ドル」と名乗られていたのですね。本人が言うんだから間違いない、アンタはアイドル
よ。独特の歌い方にはうっすらビアンぽさを漂わせており耳には残る方。最近、声優
兼歌手で同姓同名の方がいるようですが、ご本人でしょうか?

シングル:「男の子みたいに / ひと夏の片隅で」 キャニオン・F-227 79.03.21.
       「セクシイ シェイド /パーフェクト ウーマン」 F-241 79.07.21.
       「イエスタディ レディ / 軽々ワルツ」 7A0004 80.
       「ネコじゃないモン! / Feel So Nyan-Nyan」 7G0037
       「ケンカのあとは(歌:ケントギルバート・ジュンマリー) / 月のブランコ」 6G0058 84.10.

アルバム: 『コムデギャルソン』 C25A0034F 79.
        (判明分のみ)


越美晴
●このテの人はあまり書くことがないのですが、サンデーズメンバーであり、映画で
ヌードも披露してるので残念ながらタレント性は(少なくとも上の方よりは)充分に
あるのでした。「ラブ・ステップ」とこの曲しか持ってません。「カルディアの海」って
いい曲だったような?それよりコシミハルとしての活動の方が有名なのかしら。

シングル: 「ラブ・ステップ / あらびあん・らぷそでぃ」 RVS-1151 RVS 78.
       「気まぐれハイウェイ / 五月の風」 RVS-1165 
       「マイ・ブルー・サマー / いい気なものね」 RHS-1184 
       「立入禁止 / いたずらアンニュイ」 RVS-555
       「カルディアの海 / ハーバー・ライト」 RVS-565
       「さりげなくジンジャーエール /      」
       「赤い夜蒼い朝 / 匿名希望」 RHS-516

アルバム: 『おもちゃ箱第一幕』 
       『ON THE STREET』 RVL-8044
        (判明分のみ)


斉藤とも子
●ジャケットの第一印象は可愛いけど、よ〜く見るとチョイ紙一重な気も。ビン底
メガネが似合いそう。厚ぼったい唇がアイドルぽさを否定してる気がします。デビュー
曲のジャケットは森田つぐみみたいですが(同じフィリップスだし)歌い方は音程
通りに歌う大場久美子という感じ。演技力は及第点ですが、それだけじゃね。と、
思ったら芦屋小雁と結婚、で離婚。やっぱこうでなくっちゃ。

シングル: 「風のように / サーフサイド・ボーイ」 FS-2145 79.
       「青春プラスアルファ / 陽のあたる坂道」 FS-2164 79.
       「私は、今… /   」 7PL-15

アルバム: 『ありがとうあなた』 S-7081

ザ・チェリーズ

≫こちらをごらんくださいませ。

さとうあき子
●アイドルとNMの中間路線の中では割とアイドルぽかった方。デビュー曲は
松本隆×筒美京平作品でいかにもフォーライフらしい佳曲(手塚さとみとか)。
セカンドは渡辺桂子のリメイクで有名になった曲ですが、こちらでは20歳と
歌っております。実は活動がよくわかってなかったりするのですが、この後
何かやってたんですかね?グラビア系いけそうなルックスなんですが。まぁ
ヘンなモノ見るよりは綺麗なまま辞めた方が。

シングル: 「ブルーバタフライ / リリシズム」 FLS-1051 79.6.21. フォーライフ
       「Good Bye Girl / 6月の海辺」 FLS-1071 80.04.21.


沢田冨美子
●81年組として認識されている沢田富美子ちゃんですが、その前にアニメ「小ぐまの
ミーシャ」の主題歌を本名でリリースしているのでこちらで統一させていただきます。
歌い方も全然変わらないし、元々透き通る声の持ち主だからあたりさわりのない
アニメ主題歌うたいにはもってこいだったんでしょう。曲も聴けなくはありません。
沢田富美子としてのデビュー曲「ちょっと春風」はポップアップとかいう(確か下の
方から押し出して食べるとかいうような)氷菓のCMソングで、本人出演。バネ付きの
スニーカー(ドクター中松?)で飛び上がるような内容だったと記憶してますが、
あんまり本人とはシンクロしてなかったかも。どちらかというとお嬢様路線でしょこの人。
「愛の泉」のVサインのフリも奇妙。桜井真里亜は長年のファンへのサービス?
それともイタチのさい(略)。
追記:と思ったら、いまや会社代表を務めるセレブですってよ。
今でも変わらぬアイドル笑顔、貴女やるわね。

シングル: 沢田冨美子 [RVC]
       「ノルマーリナ・ミーシャ/ナターシャの子守唄」 RVS-1194
       
沢田富美子 [CS]
       「ちょっと春風/五月の色」 07SH958 81.04.01.
       「風のシルエット/銀色の雨」 07SH1043 81.
       「愛の泉/(同カラオケ)」 07SH1149 82.
       
桜井真里亜 [CS]
       「哀愁のメキシコ/恋をしているの」 07SH1859 86.

清水まゆみ
●80年代にデビューしてたら必ずレジェンド作ってたであろう完全型のロリ系。
たどたどしい歌い方はオジサマくすぐり作戦?と勘繰る程
微に入り細に入り徹底して計算されてます。
歌手としてシングル2枚が芸能活動のすべてなのでしょうか?
ユピテルさんもコマ少ない割に贅沢な使い方ネ。
ユミ飛鳥に改名のウワサは未確認の為ここでは差し控えます(違うんじゃないの?)

シングル: 「愛の仔羊 / 割れもの注意」 YS-35 79.04. ユピテル
       「レインボー・ラブ / 私もそろそろ年頃よ」 YS-40


菅沢恵子
●スタ誕出身、あと体操選手への道をケガで断念しレコードデビュー、とかいうのが売り
でしたが結局彼女について何が一番印象に残ってるかというと“第二の西村まゆ子”疑惑
とは…ちなみに事務所は研音。ちなみに、ですから。デビュー曲はキャッチーでしたが、
セカンドのB面がかっこいいのでできればこの路線でもう1曲欲しかった。

シングル: 「哀しくて哀しくて/つづれ織り」 07SH493 CBSソニー 79.4.21.
       「深夜族/テイク・リスク・トゥナイト」 07SH635 79.9.21.


杉沢順
●本人はNM路線で行きたかったのかもしれませんがそうは問屋がおろさない、デビュー
曲では松村和子か海老名みどりみたいな顔で水着姿のジャケ、半ばヤケのような笑顔で
写っております。セカンドは当時歩けばぶつかる程のディスコ歌謡ですが出来はいい方。
本人も前作の笑顔を反省してか?大胆な胸開きシャツで頑張ってます。これってウラメ…(略)

シングル: 「砂に消えた涙/LOVE AND NIGHT」 GK-336 79.08.05. キング
       「ダンシング・イン・ザ・レイン/となりのあいつ」 GK-355 79.11.05.

鈴江真里
●こちらも当時わんさか湧いて出た中原理恵系ちょっといいオンナ風シティポップス。
彼女自身はよく通る太い声質でもっと違う路線の歌も聴かせてくれそうな予感ですが
サクセスやらニューホリデーガールズと一緒に並んだら見分けつかないかも(失礼)

シングル: 「海が見える場所/ザ ムービー」 06SH532 CBSソニー 79.
       「降りだす雨にぬれて/ホリデー」 06SH639 79.
       「イルミネーション/ プリズム・レッド」 80.
       「雪よ/ 魅せられし街」 80.
       「Yes or No/ あんたの子守唄」 07SH1096 81
アルバム: .『降りだす雨にぬれて』 25AH883 79.

スナイダー
●筒美京平オリエンタル路線の切り札(ウソ)。TVで見た記憶はあまりないのですが、
ラジオのスポットではやたら流れてました。曲はかなりの出来でリメイクしてもよさそう。
スナイダーさんの歌も歌い方を知ってるげでなかなかのモンなのですが、結果が
出なかったせいかセカンドの宣伝は殆どなくそのままポシャ。その前にこの芸名自体が
アタシうさんくさいですよぉ〜と云ってるようなものなのでは。

シングル: 「ジャスミン/SAD MOON」 ORF-105 79.05.01 オレンジハウス
       「ライズ’80/ライズ(英語盤)」 ORF-116
セーラ
●最近になってこの人が抜けているのに気付いたので追加しておきます。
やたら重鎮タレント顔で歌番組にお出になってらっしゃったけど、
歌唱も含めてその自信はどこから来るのでしょうか?ふふふ、流石ね貴女。

シングル: 「レイニーボーイ1013mb / 忘れな草酒」 FS-2141 79.
       「KISS ME QUICK! / BEFORE」 FS-2189 
       「Get The Sun! / VIBRATIONS」 7PL-52
世良順子
●当時の記憶には残ってない人ですが、宣材とかには子供の頃から劇団にいた事などが
書かれてるので“私は芸能人”意識は高そう。デビュー曲のジャケの写真の写られ方は完璧、
逆にセカンドはどうしちゃったの?(笑)こういう唐突な(そしてムチャな)路線変更、大好きです。
曲もフォーク風味NM歌謡→偽カリプソ歌謡と歪みきってますが、彼女の本質はデビュー曲
B面の「スコールモンスーンBABY」でこそ開花していると思います。あの過剰な自己陶酔
加減はさすが芸能生活ウン十周年とかの凄みを感じさせてくれますネ。アンタ、本性見せたい
んでしょう?(謎笑)

シングル: 「コスモス咲いても/スコール・モンスーンBABY」 RS-155 79.02.25. テイチク
       「ハバナムーン/グッドバイ・ナウ」 RS-172 79.07.25.
たかだみゆき
●演歌転向を前提としたポップスデビューだったのか、それともホンキで百恵の後釜を狙おうと
したのか、いずれにしてもちょっと、いやかなり踏み外してる気が(笑)。そこが一番の魅力です。
曲は堂々のおばさんやけっぱちポップス歌謡、年季の入り具合がこの曲をランクアップさせてる
一番の要因でしょう、デビューの経歴は知りませんが。本当はまじめな方だったそうです。
セカンドまではポップス、私はここまでしか追ってませんので演歌時代のディスコグラフィーは
解る部分まで。ファンの方、相違・追加がありましたら教えて下さいませ。

シングル: 「恋愛未遂常習犯/ブラック・マジック」 PK-140
       「サブウェイ4:55A.M./ピンク・ヒップ・ボーイ」 PK-155
       「ごめん / ぬくもり」 AK-202 79.01.
       「愛子 / こぼれ花」 AK-226 80.04.
       「おんな川 / しあわせ夢見酒」 AK-722 80.
       「あなたの女 / おまえ」 AH-60 81.05.
       「雨に咲く花 / 泣かせはしない」 AH-193 82.03.
       「あなたが港町 / しあわせぐらし」 AH-292 83.01
       「気の毒なほどため息つくから /     」.
アルバム: 『揺れる心で…』
高見知佳
●え〜っと、彼女についてはそのうち別で書く予定ですので今回は控えます。お楽しみに。
竹田千賀
●リンクで語ったのが全てですので…。何気に調べてはおりますが
一体何のために存在し、何が目的でそのダミ声を披露しようという気になったのか
未だにさっぱり解らないままです。ボランティアの一環かしら。

シングル: 「南の島へ / 振りむかないで」 RVS-1187 79.09. RVC
寺田新子
●先日入手できましたので遅ればせながら登場して頂きます。
何しろ西村まゆ子の幻のサードシングル「共有世代」を使いまわしてのデビューですので
期待の程がわかるというもの。ルックスは可愛いんですけどね。
その後演歌歌手となり、かなり最近まで活動を続けていたという噂があるので
只今捜索中です。

シングル: 「あなたは特別 / 海に満たされて」 06SH450 CBSソニー 79.02.01.
       「夢見坂 / 暁け方そだち」 06SH558 79.07.21.
夏水りせ
●アイドルさんではありませんが、この表現力、というかアクメ感は本物ですので
登場させておきます。その後バンドに参加してたみたいですが、
現在は引退されてるようですね。

シングル: 「そして、センチメンタル・ジャーニー / ジョニーの部屋」 SV-6550 ビクター 79.02.25.

アルバム: 『セルビア林檎』 SJX-20066 
西田未来
●まぁアイドルではないです。泥歌謡とかソッチ路線なんですが
素材のウサンクササはぷんぷん臭います。セカンドは未入手なんですが
こちらもよさそう。発見次第ご報告致します。

シングル: 「勝手にサンバ / 甘いとげ」 SV-6619 79.08.25. ビクター
       「罪と罰 / ひとり潮騒に」 SV-6681 80.01.21.
ニューホリデーガールズ→ニュー・ホリデイ・ガールズ
●後日紹介予定ですので今回はリリース表記のみ。

シングル: ニューホリデーガールズ
       「ラブ・マシーン / 誘惑のメロディ」 06SH472 CBSソニー 79.03.01.
       「女はそれを待っている / 天使と悪魔のあいだ」 06SH582 79.09.21.
       ニュー・ホリデイ・ガールズ
       「恋のダディー・オー / ミッドナイト・ダンサー」 VIHX-1535 8103.21.
能瀬慶子
●ヘタウマアイドル界の代表選手。70年代は風吹ジュンさん、大場久美子さんとともに
その名を語り継がれていくでしょう。彼女の場合はもともと歌向きではないので、
グラビアアイドルぐらいがちょうどよかったのでは(本人もそれらしき事を云ってたし)。
セカンドで♪ヤングラブ、寝ましょう!と歌ってたのでソッチに行くのねぇと思いましたが
かなり強引な急失速。本人もギリギリまで頑張ったんでしょう、お疲れ様。曲はラストの
力みが抜けた処が好きです。というかやる気ないのね既に。ホリプロ一年契約の産物か?
引退後の活動も有名ですが、今もやってるのかしら太鼓たたき。

シングル: 「アテンションプリーズ/フラワー・バス・ステーション」 N-36 NAV 79.1.5.
       「裸足でヤングラブ/星空の天使達」 N-40 79.4.5.
       「He Is コットン100%/ハートにシャンプー」 N-46 79.7.5.
       「美少女時代/おはようNOVEMBER」 N-48 79.9.5.

アルバム: 『ほほえみプレリュード』 C25A0046N 79.6.21.
BIBI

≫こちらをごらんくださいませ。
ピノッキオ
●メンバー名も活動も不明、この頃ってガキンチョグループ全盛期だったっけ?
くわしい方がいらしたら教えて頂けると幸いです。

シングル: 「コスモス郵便/フルーツガム・カンパニー」 L-272 ワーナー 79.4.25.
フィーバー

≫こちらをごらんくださいませ。
藤真利子
●キング時代の曲は意図不明、歌出せるほどの女優活動ございました?って印象です。
でもこれが、後の歌手活動の原点になったのなら嬉しい限り。踏み外す寸前、いや時々
フライング気味の歌唱は狙いではなく本能のはず。名曲揃いなので聴いた事ない方は是非。

シングル: 「シ・ナ・リ・オ/可愛い女」 GK-8078 キング 79.6.21.
       「霧のオルフェ/ 真夜中のボレロ」 80.1.21.
       「愛のとらわれびと/ Goodbye Mommy」 80.5.21.
       「裸足の伯爵夫人/Gemini Vs Capricorn」 CE-4 テイチクコンチネンタル
       「花がたみ/鬼狂言」 CE-12
       「紅茶の午后/ひとりぼっちにしないで」 CE-29
       「アブダカダブラ〜天使と魔法/うわきなパラダイス急行」 CE-35 83.10.21.
       「危険な眠り/哀しきマリオネット」 CE-42 84.3.21.
アルバム: 『シナリオ』 SKS-1028 キング
       『浪漫幻夢』 テイチクコンチネンタル
       『アブラカダブラ』 CI-13 83.5.21.
       『ガラスの植物園』 CI-28 84.8.5.
堀川まゆみ→MAYUMI
●麗美の姉。売れてれば竹内まりやよりはアイドル仕事が出来そうな感じなので
セカンドをキリンレモンのCFソングに使われなかったのは(そんな意図があったのかは
不明ですが)残念。本人出演できそうなのにねぇ。ミリンダはレモンライムか。
その後作詩家として残ってたけど、再デビュー、してませんよねぇ?

シングル: 堀川まゆみ
       「Daddy / ラストフレイズ」 06SH393 CBSソニー 78.
       「レモン感覚 / もうすぐSTEADY」 06SH492 79.
       「New York Doll / クライマックス」 06SH585
アルバム: 堀川まゆみ
       『楡通りの少女』 25AH648
       MAYUMI
       『MAYUMI』
マーガレット・ポー
●下のリンクでご紹介しているのであまり追記することはないのですが、アイドルで
デビューさせるのならデビュー曲はもうちょっとポップにすべき。まぁ東芝の限界でも
ありますが。だからといって「トロピカルハネムーン」はやり過ぎ(もちろん大好き)。
本人必死に歌ってるところが好感持てます。これでこそ外国人歌手のカガミよね。
ラストのカヴァーはどんな意図での選曲なのでしょうか?

シングル: 「ラブ・ショック!! / 可愛い罠」 TP-10501 東芝 78.11.5.
       「天使のハミング / 花のセレナーデ」 TP-10527 79.1.20.
       「トロピカルハネムーン / グッド バイ・ドール」 TP-10567 79.5.5.
       「空の終列車’80 / モーニング・メニュー」 TP-10642 79.12.1.

真木理恵
●どこから出てきたのか全く不明(君スタとかその辺りか?)、活動もよく分かって
ないのですがお気に入りの人。デビュー曲はテイチクらしい褪せた歌謡曲路線で
イマイチなんですが、セカンドは会心の無味無臭爽やか系ポップスでこれだけで評価A。
そのB面は筒美京平作品、と思ったら浅野ゆう子「センチメンタル海岸」B面の
リメイクでした。曲がよければアレンジがショボくても良く聴こえるという好例でしょう。
どなたか彼女の事についてご存知の方がいらしたらご教示くださいませ。

シングル: 「ゆれて初恋 / アルファベットの九番目」 RS-145 テイチク 78.12.20.
       「ダンスィング・スカイ / 朝日の前に」 RS-166 79.05.25.
三谷いつか
●あまり記憶にはないんですが、舞台女優さんとかそんな感じ?
楽曲も何のためのものかターゲットが掴めません。
79年に歌うべき曲かなぁ。てか歌うべき時代が果たしてあるのか?

シングル: 「お二階の学生さん / 娘の告白」 CW-1856 クラウン 79.
       「水色の恋人へ / あなたと京都につつまれて」 CWA-7 80.
       「おり姫恋唄 / 愛よ旅よ、そして私」 CWA-59
都川愛子
●デビュー曲を持ってるだけでよく知らないのですが、セカンドはカルト歌謡として
有名らしいですね。芸能人としては息が長かったみたい、この歌唱力が果たして
どれくらい上達してたのか、ほんのちょっぴりですが気になる程度の人です。
というか私は都川弥生とよく間違えますが。
追記:その後セカンドシングルを入手、リンクをご覧下さい。

シングル: 「禁じられた好奇心 / ラブ・ポイント・ゲッター」 L-305W 79.08.25. ワーナー
       「もくれん / 悪魔のささやき」 L-331W 80.02.25.
       「大阪ラブストーリー/     」(水谷ひろしとデュエット)
       (判明分のみ)
ミルク
●ミミ・ルミ・クミの三人組。荻野目洋子・大森絹子がいたグループとして名を残す
事ができましたが、当時は単なるロリグループ。デビュー曲はキャンディーズ讃歌
でした。レコード会社移籍までしてセカンドをリリース、CMにも出てたので
やる気はあったのでしょう。歌唱も出来上がってます。もう一人はどこへ?

シングル: 「ザ・あれからいちねん/ありがとうパパ 06SH473 79. CBSソニー
       「リトル・キッス/クリスタル・マイ・ラブ」 L-358W 80. ワーナー
横山みゆき
●NM作品のいいところ(え?)をつまみ喰いしつづけたお姐さん。後期は銀蝿一家と
つるんでらっしゃいましたが、三原順子さんとの差別化の為か更生して今やスナックの
オーナーママという位置設定でした(違うって)。個人的には夜の歌謡ポップス路線が
好きだったな。「ミストレス」ではドライフラワーにならなかった萎れ花の域に達してた
気が。

シングル: 「秋止符/少女の海」 GK-342 キング
       「紫陽花/誰かいい人みつけて」 GK-395
       「摂氏100度で抱きしめて/水密桃」 K07S-15
       「夢ひとひら/ 風に聞いても」 K07S-143
       「アイ・メイク・ユー/ 気づかぬうちに」 K07S-307
       「ミストレス-愛人-/冬銀河」 K07S-384 83.
       「太陽のツイスト/     」 K07S-490
       「燃える想い/追憶」 K07S-520 84.
       「雨 / BOY〜哀しみよりも愛しい〜」 KIDS-234
アルバム: 『秋止符』 SKC-96 キング 80.
       『セカンド』 K28A-3
       『愛してごめんね』 K28A-357
       『Jealousy』 95.07.21.
       (判明分のみ)
レインドロップス
●グループの方で紹介しましたので、関係上こちらでも登場させました。
気象予報士の資格って、アイドルの持つべき資格の一つって気がするわね。

シングル: 「そっとさよなら / SOTTO SAYONARA」 06SH610 CBSソニー 79.
ロコとエッコ

≫こちらをごらんくださいませ。



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